正解とか、同棲とか、結婚とか。
今回の話は、前回の続編的な感じです。
よかったらお付き合いください。
現在彼とはしばらく予定が合わず、会うことができない。
直近で会う予定がなければお互いに対する用事もないのだろう。毎日は来ていたLINEも、最近は3日に1回しか来なくなった。
付き合ってそこそこ長いし、慣れてきたら連絡頻度も減るよなあ…とは思う。
元々連絡頻度は高くないタイプなのは分かっているし。
私は会えない時こそ連絡を取り合いたいタイプだが、
”こういう時って結局連絡頻度が少ない側に合わせることになるよね”
と半ば諦めたように私も連絡頻度を減らす。
私まで減らす必要性はないと思うけど、私ばかりが早く返信したって待つ時間が辛いだけ。
「連絡頻度とかそういうことは我慢せずに言うべきじゃないの?話し合いが大切だよ!」
なんて。
そんな意見も分かるけど、もしも私に合わせてくれたとしても無理をさせてることになるじゃないか。重いって思われるかもしれないし。
どちらかと言えば彼に無理をさせて連絡頻度を増やしてほしいわけじゃなく、私も連絡が少なくても寂しくない人間になりたいと思う。
私だけが寂しいのは不公平だ。
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❁⃘*.゚
先日、お姉さんと電話をする機会があった。
お姉さんとは、私の母の妹さん。つまりは叔母さん。
( オバサンと記載するのは何だか気が引けるので、ここではお姉さんとする )
お姉さんは40代だが、童顔なのか見た目はかなり若い。
私のお姉ちゃんと言っても通るんじゃないかな?と本気で思うくらいには。
東京でバリバリ働くキャリアウーマンであり、連絡を取り合う男性や彼氏が途絶えないようなモテる人。そして、結婚願望はかなりあるのに何故か結婚まで至ることが出来ない人である。
「なつめちゃん、彼氏とは今後どうするの?」
唐突に尋ねられた。
お姉さんは、私の彼がこれから5年間大学院に行くことを知っている。
そして、お姉さんは私の彼が賢い大学に通っているから“将来有望株じゃん!捕まえとけ!”と毎度念押ししてくる。
「学生結婚とかありじゃない?早くしちゃいなよ」
「いやー、一応お互いが社会人になってからが良いとは思ってるから、無いかなあ」
「えー。学生結婚、ありだと思うのになあ。
貴重な5年を費やすんだよ?ちゃんと将来を確約してくれないとさ。正直時間の無駄じゃん?
ちゃんと将来を考えもせずになつめちゃんと付き合っているようなら私が首根っこ掴んで問いただしちゃうよ」
こんな言い方してごめんね、
そう言うお姉さんに
言いたいことは分かるから大丈夫、と返す。
しかしながら“首根っこを掴まれる危険性があるなら、まだしばらくお姉さんに彼氏は会わせられないなぁ”なんて笑いながら。
貴重な5年。20代後半の大切な時期。
彼を待つべきか見切りをつけてしまうべきかなんて、そんなの、自分で何回も何十回も考えた。
長く付き合って時間を費やしたからって将来は約束されない。別れないとは限らない。
それでも、そんな理由だけで彼とお別れすることができない程度には彼の事がちゃんと好きなの。
「じゃあせめて親に挨拶して、結婚を前提にした同棲をするのは?」
確かに、親に紹介しあえば別れにくくはなるだろう。
人生で1度も恋人を親に会わせた事がないから少し怖いけど。また、私も恋人の親と会うなんてした事がない。
怖いけどそんな覚悟を持つ時期なのかもしれない。
本当に、ずっと一緒にいるつもりなら。
実際彼からは同棲の提案をされた事がある。
大学院に入って2、3年くらいしたらどうかな?と。
彼と一緒に暮らして毎日一緒に居られるのはきっと楽しいと思う。けれど、それを言われた時の私はあまり乗り気で返事が出来なかった。
理由は、今のひとり暮らしが楽しすぎる事。
そして学生と社会人で暮らすことに対して親から理解を得られるか、という不安。
また、彼が同棲を望むのは私と暮らしたいからだけではなく、同居している妹さんと別で暮らしたいからだという事。
ひとり暮らしが楽しくて正直まだ誰かと住みたくない気持ちはある。
けど、これに関しては私のわがままなので将来を見据えるには同棲してもいい。やむを得ないと思っている。
結婚したら結果的に一緒に暮らすのだから。
親から理解を得られるかどうかに関しては話してみないとどうにも分からない。
そもそも突然彼氏を紹介して、弟より歳が下の男で。
私も収入が高いわけではないからお互い経済力が高いとは言えない。
何かつっこまれるかもしれない。
快諾とはいかない気がする。
これだけ見れば、私がリスクを恐れているだけに思える。
しかし1番引っかかっているのは、妹さんと別で暮らしたいから同棲したいという所。
彼は現在、実家を離れて妹さんとふたり暮らしをしている。大学に入ってからの彼はひとり暮らしだったが、昨年から大学生になった妹さんが親からの勧めでこちらにやってきたらしい。
そしてどうやら、険悪な様子。
私と暮らしたい気持ちもあるにはあるだろうけど。あると信じたいけれど。
でも、今の貴方の同棲しようという言葉は、私を利用してただ妹さんと離れたいだけじゃないの?
私は、そんな理由で同棲して欲しくない。
以上の理由から、私は同棲の話には乗り気になり切れず、深く触れられずにいる。
彼も私が同棲に前向きじゃないのを察しているのか、
“まあ、同棲出来なくても近くに住んで半同棲くらいにできたらいいね”
と言ってくれる。
同棲の提案をしたのに傷つけてしまったかな。
ごめんね。
私も、彼と同棲したいと話せば。
これから将来を考えてもっと話し合えるのだろうか。
次に会った時に話してみようかと思う。
今日はその、決意のnote。
----でも、同棲するなら結婚前提でして欲しいなんて。
彼の年齢からすれば重すぎるんじゃないだろうか。
彼のなかの全部は見えないから、
彼が私との将来をどれくらい考えてどれくらい真剣なのかが分からない。
きっと、結婚ラッシュに遭遇している私よりは結婚に焦りはないだろうな。
“女の期限”をどうしても考えてしまう私よりは、悠長に考えてるだろうな。
どうかどうかどうか。
私と彼の未来が、共に幸せになれるものでありますように。
ていうか、歳上のお年頃の彼女を作ったのなら将来を保証する覚悟くらいして欲しいものだよね。
.
ちなみに、お姉さんは婚活アプリで知り合った男性と現在交際1ヶ月になるらしい。
お姉さんのことは面白くて大好きなので、今後のお姉さんの経過も楽しみだ。
婚活のアプリで出会っただけはあり、お互い結婚への意欲は十分らしく。1年ほど付き合ったら結婚しようという話になっているようだ。
「なつめちゃんに先越されないようにしないとね」
これもお姉さんに会う度に言われる台詞。
安心して。私、まだ5年は結婚しないと思うから。
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