🇦🇹ウィーンの記録⑤〜海外一人旅2日目〜
だいぶ日が空いてしまいました。
前回の記事はこちらから。
6:00 起床
さて、前日に早く寝たせいか、はたまた体内時計が狂っていたせいか、夜中の3時くらいに一度目が覚めてしまいました。
今ごろ日本は11時か〜なんてぼけっと考えながら二度寝し、結局6時過ぎには起きました。健康的ですね。
お腹は空いていたので、7時から元気に食べました!
8:30 シェーンブルン宮殿
早起きをしたのは、シェーンブルン宮殿に来るため!
見てください、この眺め。早起きした人の特権です。
シェーンブルン宮殿は美しい黄色の外観が特徴的ですが、これはマリア・テレジアが愛した黄色ということで、通称テレジア・イエローと呼ばれています。
見ると元気になるような素敵なイエローです。
シェーンブルン宮殿の内部は撮影不可なので写真は一切ありませんが、記憶を更新できてよかったです。
シシィチケットを持っていたので時間に縛られることもなく、朝イチなので比較的人も少なくてよかった。
音声ガイドも料金に含まれているので、ぜひ借りてくださいね!ちゃんと日本語もあります!
さて、宮殿内を見学した後はクリスマスマーケットへ。
シェーンブルンのクリスマスマーケットでは飲食せず、マグカップと、いくつかお土産を買うに留めました。
シェーンブルンはこれで十分満足したので移動します。
11:30 王宮家具博物館
シェーンブルン宮殿からトラムに乗りました。
正確な駅を忘れてしまいましたが、ウィーン西駅の辺りまで行き、そこからは徒歩移動。
この辺りは5年前の滞在時には来なかった場所なので、ちょっとドキドキ。
時々Googleマップを確認しながら、路地に入り、やっと着いたのはこちら!王宮家具博物館です。
事前に調べていた通り、危うく通り過ぎるところでした。
ここは物凄く来たかったわけではないのですが、シシィチケットに含まれていたので寄ってみました。
噂によると、しっかり全てを見ようとするとめちゃめちゃ時間がかかるということだったので、サクッと。
サクッと見た割には、お目当てだったシシィ関連の展示物は見ることができたので、来てみて正解でした。
何より、人が少ないので自分のペースでゆっくり過ごせます!写真撮影もほぼ全てOKです。
あと、綺麗なトイレが無料で使えるのもポイント高し。
ウィーンは基本的に公衆トイレは有料なので、こういう観光施設で済ませておくのをおすすめします。
さて、写真にはありませんが、このあとは博物館近くの大きい本屋さんで買い物もしました。
今回の旅行で、「ドイツ語の絵本か本を買って帰る」というのを目標のひとつにしていたのです!
しかし、絵本でもなかなかお高い…
そして何より、本が高い…
ドイツ語初級レベルの私にはどれもこれも心が折れそうな本ばかりだったのですが、奇跡的に安くて可愛くて小さめサイズの絵本を見つけ出すことができました!
まだ読んでいませんが、そろそろ読みたいです。
13:00 マリア・テレジア広場
さあ、地下鉄に乗って中心地に戻ってきました。
まずはマリア・テレジア広場へ!
ここでもクリスマスマーケットが開かれています。
私は、マリア・テレジアが大好きなのです。
まだまだ男性社会だった当時、夫に代わって国を治め、政略結婚によって領地を広げていった彼女は、とても強い女性だと思います。
一番好きな歴史上の人物は?と聞かれたら、まっさきにマリア・テレジアと答えるでしょう。
本当は、ブーツ型でマリアテレジア像がしっかり描かれているタイプのマグカップが欲しかったのですが、見つけ出せず…。残念。
いつかまた訪れた際の目標にしようと思います!
14:00 カプツィーナー霊廊
さて、マリア・テレジア広場から歩いてやってきたのはカプツィーナー霊廊です。
ここは、今回の旅で絶対に来たかった場所。
簡単に言うと、ハプスブルク家の方々の納骨堂です。
中は写真撮影OKなのですが、とっても静かな場所なので無音カメラで、どうしても撮りたいところだけ撮影してきました。
ちなみに、出てきてから、「このロゴを見せたら20%オフ!」みたいなポスターを見つけてしまいました。
ブラックフライデーのキャンペーンをやっていたようですね。
ショックですが、念願の棺は見られたので、気を取り直して次へ行きましょう!
14:45 シュテファン寺院
さて、またまたシュテファン寺院にやってきました。
ホテルに近くて安心感があるせいか、ことあるごとに立ち寄ってしまいます。
今回は中にも入ってみました。
無料で入れるのでぜひお立ち寄りください。
ついでにクリスマスマーケットで腹ごしらえ。
食べたかったグーラッシュスープを発見しました!
グーラッシュは、牛肉と野菜などを煮込んだ料理です。
クリスマスマーケットのおかげで、ひとりご飯に困ることは一切ありませんでした。
この時期のヨーロッパ一人旅は結構いいのかも。
腹ごしらえしたあとは、少し時間があったので周辺を歩いてみました。
歩いていたら出会ったこちらのお店!
「STOLLEN」の文字に惹かれて思わず入店。
私はシュトーレンが大好きなので、せっかくならウィーンで買って帰りたいと思っていたのですが、意外とどこも売ってない!となやんでいたところなので、ここで買おうと決めました。
値段を見てもよくわからなかったので、念のため確認しようと思い、頑張ってドイツ語で聞いてみました。
“Est is dreizehn Euro? “(これは13ユーロですか?)
そうしたら、店員さんのマダムがとても嬉しそうに、
“Ja, dreizehn Euro!”と教えてくれました。
たぶん、観光客がすごく来るような立地じゃないところに突如やってきたアジア人の若者が、ドイツ語で話しかけてきたから喜んでくれたのかな、と思います。
やっぱり地元の言葉を少しでも話せるのって、いつかは役に立つんだなあと実感した出来事でした。
そして、もっとドイツ語の勉強をちゃんと頑張りたい!と思いました。
ちなみに、買ってきたシュトーレンはこちら。
日本で見慣れているものと違いすぎて最初は目を疑いましたが、調べてみたところ、これもれっきとしたシュトーレンでした。かなり歴史が深いそう。
お味はもちろん、美味しかったです。
18:30 ウィーン国立歌劇場
さあ、ホテルで少し休んだら、今日の一大イベントの時間になりました。
オペラ鑑賞!
ついにオペラを座って観る日がやってきました。
モーツァルト仮装のチケット売りたちをあしらいながら、ドキドキしつつも中に入ります。
オペラ座の中はとにかく煌びやか!
こんな空間に自分が存在していていいのか不安になります。
座席はステージの真横のバルコニー席だったので、ステージは若干見切れつつも基本的には見えたのでよかったです。オケも半分くらいは見えました。
バルコニー席の中は、撮影禁止だけではなく、スマホの使用自体が禁止されていました。SNSとかネットを使用しているだけでも、専任スタッフの人に止められてしまいました。
5年前の立ち見席のときは普通に写真も撮っていた気がするし、他の席の人は何も言われていなかったので、座席の種類によって違うのかもしれませんね。
正直、オペラ自体は全編ドイツ語なので台詞はちんぷんかんぷんでしたが、目で見ても楽しいシーンがあったり、有名な「夜の女王のアリア」を聴くことができたりしたので、とっても良い経験になりました。
いつかは、自分が吹奏楽部時代に演奏したことのある、「ばらの騎士」をウィーンで鑑賞できたらいいなと思っています。
22:30 ホテルへ
さて、オペラ終演後は、夜も遅くて怖かったので、真っ先にホテルに戻ってきました。
地下鉄に5分ほど乗りましたが、オペラ帰りっぽい人もたくさんいて、治安の悪さは全く感じなかったです。
オペラ座周辺やホテル周辺も、まだまだ人が多くて賑わっている印象でした。誰かと一緒だったら、ちょっとお店に立ち寄ってもよさそうですね。
女子一人旅は、油断せずおとなしく帰るのがベスト。
私は事前に買っておいた夜ご飯をホテルで食べました。
このenjoy.シリーズ、何度お世話になったことか…
プライベートブランドなので比較的安価だし、ちゃんと美味しいのでいざというときに本当に助かります。
今回はトルティーヤとオレンジスムージーにしました。
こんな感じで、2日目は朝から晩までいろんなところに行った1日となりました。
疲れたけど、アドレナリンのおかげで元気!
明日の朝も早いのですぐ寝ました。
つづく。
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