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ドラマ【ブラッシュアップライフ】名台詞集
2023年1月期 日本テレビ日曜ドラマ「ブラッシュアップライフ」より、心に残った台詞をまとめました。
●作品情報
公式サイト
●名台詞集
加害者のいない事件
-門倉夏希「これってさ、誰も悪くないじゃん。」
-近藤麻美「誰も悪くない。」
-米川美穂「加害者のいない事件。」
カラオケで働く福ちゃんからサービスでポテトをもらった麻美、美穂、夏希の3人。
ただ、3人とも食事をしてきた後だったためにお腹いっぱいで、サービスされたポテトが入らないけれど残しづらい。
そんな時の3人の会話です。
誰も悪くないこの状況。
「ありがた迷惑」などではなく、「加害者のいない事件」という表現がとても面白く、美穂のぼそぼそっとした言い方を含めて印象に残ったシーンでした。
こういう地獄
「こういう地獄なのかな?」
麻美が1回目の人生が終わり死後の世界を彷徨う時、一面真っ白な世界で呟いた一言です。
ワードセンスが面白すぎて、印象に残りました。
確かに、真っ暗闇や閻魔大王のいる世界よりも、真っ白で誰もいない永遠と続く世界も、ある意味地獄かもしれません。
ふとした一言にセンスと笑いが溢れるドラマです。
今世をより良いものにするため
「こうして5周目の人生がスタートした。最後は、人間に生まれ変わるためでも、徳を積むためでもない人生。来世ではなく、今世をより良いものにするため。」
来世は人間に生まれ変わるため、徳を積みながら何度も生き直してきた麻美。
やっと人間に生まれ変われることを知った麻美は、友達を救うために、再び生き直すことを決意。
その時の麻美の台詞です。
自分の利益や欲望ではなく、今目の前で手が届く人を、幸せを、大切に守ることを選んだ麻美。
その決意のシーンの麻美の表情を含め、とても心に残った台詞でした。
もともと最後のはずなんだけどね
-近藤麻美「ねえなんか不思議じゃない?」
-宇野真里「なにが?」
-近藤麻美「なんかさ、今回が最後ですって言われるとさ、全部の体験が貴重に思えてこない?」
-宇野真里「確かに。まあもともと最後のはずなんだけどね。」
もう人生を生き直すことは出来ないと知り、すべての瞬間を思い切り楽しむ麻美と真里の会話の中での台詞です。
もともと人生には、「もう一度」なんてないはずで、どの瞬間も、今その時しかない、かけがえのないもの。
だけど、最後だとあえて言われると、今まで気にもとめなかったものが輝いて見えたり、誰かに優しくしたくなったり、変わることがある。
そんな気持ちを最初から持てていたら。
そんな行動を躊躇わずに出来ていたら。
考えさせられる言葉でした。
また地元に生まれたい
「でもまた地元に生まれたいかな。知らない場所に人間として生まれるんだったら、他の生き物でいいから北熊谷でいい。」
何度も人生をやり直した麻美が、最後に清々しい表情で言った台詞です。
大切なものは、いつもすぐそばにあった。
心地よい場所で生きていられることが、幸せだった。
そなシンプルなことに、200年近くかけて辿り着いた麻美でした。
以上、ドラマ「ブラッシュアップライフ」の名台詞集でした。