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奈良金魚ミュージアムに行ってきた話。

 奈良に金魚ミュージアムというものがあることを知り、行ってみることにした。金魚ミュージアムについては以下の公式サイトを見てみてほしい。

 金魚は昔飼っていたことがあるが、今も金魚が滅茶苦茶好きで熱心に情報収集をしてこのミュージアムを見つけたというわけではない。好きなゲームとコラボしているのである。描き下ろし和服最高。

 さらにLocatoneというアプリを入れれば、「特定の場所に近づいたり」「QRコードを読み込んだりする」ことで録り下ろしのボイスを聴くことができる。
 海遊館とか行った時に音声案内とかあったよなぁ、あれに近い物だろうなぁとしか思っていなかったのだが、これがまたヤバい代物だった。

 まず最初に入るのはアクアオアシスと呼ばれるエリアだ。そこにLocatoneの説明とQRコードが書かれていたので、折角だからやってみるかとアプリをインスコしてルシファーがアクアオアシスの説明をしてくれるのを聴いた。
 アクアオアシス内には誕生石が一緒に入っている水槽が12個あり、それぞれについてQRコードを読み込むことで悪魔の七兄弟が金魚や誕生石について色々教えてくれる。
この時点では、「QRコードを読んで説明を聞く感じだなぁ」としか認識していなかった。

アクアオアシスの12個の水槽

 私は外では両耳を塞ぎたくないので片耳にしかイヤホンをしない。
 金魚ミュージアムでも左耳だけにイヤホンをして、アクアオアシスからJAPONE小路に向かった。

JAPONE小路に入ってすぐ見える障子

 こんな感じの装飾がすぐに視界に入ってくる。BGMもすごく特徴的で物凄く好みな曲調だった。(その割にはうまく説明できる語彙力はない)
 いきなり好み特攻ぶっ刺さりの空間に入ってほあー…ってなりながらふわふわ歩いていたら。

「ふむ…美しいな」

と左側から突然ルシファーの声が。あまりの衝撃に「ルシファー!?!?!?!?!」って声が出た。ギリギリ出力は抑えたと思うが、マスク社会じゃなければ社会的に死んでいた。
 左側だけイヤホンをしていたので、「隣にいるルシファーから話しかけられた」という質感があった。不意打ちの破壊力がヤバい。
 QRを読み込んだ時だけでなく、特定の場所に近づけば自動で再生されるということをここで知った。

ARで写真を撮ることも可能だ

 JAPONE小路の次は、JAPANESE AQUARIUM DISCOというエリアに向かった。全体的にキラキラしていてド派手なエリアだ。こういうのも好きである。特に、ダイヤ型の水槽はすごく綺麗だった。ぜひ現地で見てほしい。

ダイヤ型の水槽

 Locatoneのマップによればこのエリアの担当はマモンだが、おおよそこのエリアを一周してもアプリが反応しなかった。その場合は会場内のQRコードを読み込めば再生できるのだが、それもすぐには見つけられなかった。そのため、2~3分ぐらいこのエリア内でマモンを探して歩いていた。
 全エリアを通して、自動再生でなくQRを探して再生したのはマモンだけだったが、それもなんかマモンっぽくてじわじわくる。

 Kingyo Museumというエリアには、いくつかの雰囲気が違う部屋がある。確かRoom2ぐらいだったと思うが、円柱型の水槽が並んでおり、座って見られるように椅子も置かれているところがあった。そこには2~3組ぐらいカップルが座っていた。
うわっリア充だらけだと単騎行動オタクは早めに通過して次の部屋に進んだ。まさにその時。

「こういうリア充の多そうなところはぼっちだと辛いんだよなぁ…」

レヴィの台詞と現実が完全一致するという奇跡
が起きた。流石最推し。考えることが同じだ。最初のルシファーもヤバかったけど、これもかなりヤバい。どのエリアに誰が割り当てられているかは分かるが、どのタイミングで反応するかは読めないので面白い。もし今後金魚ミュージアムに行く人がいたらぜひ試してほしい。

最推しのレヴィアタン

 おべいみーコラボをきっかけとして知り、実際に行ってみた奈良金魚ミュージアムだが、金魚を眺めるだけでいくらでも時間を溶かせる空間だった。
 コラボカフェも同時開催されており、今月後半からサタンの期間限定バースデースイーツが食べられるのでまた来ようと思う。

コラボカフェで食べたもの(一部)


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