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「話し言葉」と「書き言葉」の話。

 眠くないのでなんか文章を書こうと思った。

 今回はしゅーかつで印象に残り、かつその後の生活にも役立っているインターンの話でも書こうと思う。

 私はM1の冬頃、某通販番組会社のインターンに参加した。
 そこに就職するかはともかくとして、商品紹介の原稿を実際に作るグループワークがあり、マーケティングを勉強している身としては非常に興味を惹かれたからだ。実際にそういうことを仕事にしている方のお話を聞いてみたかった。

 題材となる商品の詳細を見て、どの部分をアピールするか?それをどういう言葉で表現するか?ということをグループで話し合い、文章にまとめていく。マーケティングを学ぶ身である自分には、学生のグループワークレベルなら容易いことだと傲慢になっていた。

 完成した原稿は最終的にその会社のラジオMCの人が読んでくれるのだが、その前にMCの人から色々なアドバイスをもらった。

 その際、「この原稿を声で聞いた時に分かる?」という感じのことを言われた。全体的に音読みの熟語が多く、パッと流し聞きした時に伝わりにくいらしい。
 正直、私にとっては何のこっちゃという感じではあった。というのも、この時に初めて意識したのだが、私は音声情報も頭の中で文字にして認識しているからだと思う。訓読みだろうが音読みだろうが、どうせ頭の中で文字になるので理解のしやすさは原稿を見た時と変わらない。
 それでも、話すことを職業としているプロの指摘は、それまで私にはなかった着眼点を与えてくれた。ここで「一般的に話し言葉と書き言葉は違う」ということを認識できたのが、しゅーかつ全体の中でも最も大きな収穫だったと思っている。
 それ以降、人と話したりする時に多少は意識するようになったと思う。(実践できているかはさておき) それ以前は、そもそも書き言葉と話し言葉が違うということを認識してすらいなかった。

 また、今年の春辺りから推しのラジオに毎週お便りを送るようになったのだが、お便りは当然音読されるものなので、「推しが読んで読みやすいか、聞き手が聞きやすいか」ということを意識して文章を書いている。
 これもインターンで得たもののおかげである。これがなかったら、ラジオ向きじゃない書き言葉の文章を量産してしまっていただろう。

余談
 私はTwitterでもnoteでも「しゅーかつ」または「しうかつ」と表記している。ちゃんと書くと意識高い系のアカウントに捕捉されそうでなんか嫌だからだ。

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