見出し画像

スノーボードの“選び方”【入門編】「身長マイナス○○cmはNG」

このnoteは、2019年1月に電子書籍で発売した『スノーボードの“選び方”』の改訂版です。ボードを選ぶ上で、目安となるスペック表の見方から最初に気にして欲しい点をまとめてあります。

スノーボードの選び方表紙190119


はじめに

ボードを購入する時、どうしてますか?
お店に行って店員さんに相談したり、周りにいる詳しい人に相談して購入した。インターネットで調べてなんとなく自分に合いそうな物を購入した。もしくはカッコいいデザインの物を選んだ。そんな感じでスノーボードの場合、デザインや人に勧められるがままボードを買ってしまう方が多くみられます。
しかし、それで実際にどれだけの方が自分に合ったボードを選び、自分のボードを理解して滑っているでしょうか?色々調べて買ったにも関わらず「失敗した」なんて話しをよく聞きますし。それなりに満足してるけど、そのボードの事を本質から理解しているかというと、そうでもなく「なんとなく使っている」場合が多いと思います。
でも、せっかく高いお金を出して購入する物ですからそれではもったいないです。それにちゃんと自分のボードの事を理解して滑った方が上達も早くなります。そこで私は、自分に合ったボードを選ぶ力を身につけてもらい。道具を理解して楽しく滑ってもらう事を目的に『スノーボード講習会』という。“ボードの仕組みや構造”を知って頂く講習会を9年前より開催しています。 
講習会の内容に関しては私の個人ブログでも紹介していますが、今回は少しでも見やすく、そしてより多くの方に知って頂くため電子書籍という形を取りました。
この本はスノーボード講習会と過去に書いたブログをベースに構成しています。文章では伝えきれない部分もありますが、少しでも伝わるようまとめましたので、参考にして頂ければ幸いです。

プロフィール

画像18

名取崇史(なとりたかふみ)
1977年 神奈川県逗子生まれ
小学生から高校卒業するまでサッカー一筋のスポーツ大好き少年。 
高校のスキー授業でスノーボードに出会い、高校卒後から本格的にのめり込む。
20歳から7年間を新潟県・シャルマン火打スキー場をベースに生活し、インストラクター、パークディガー、イベント運営などを経験。
その後、国内スノーボードメーカーで5年勤務、開発・営業を担当。
2010年に横浜スノーボード専門店「newest」(ニューエスト)の代表となり、自身で手掛けているスノーボードブランド「FOSSIL SNOWBOARD」(フォッシルスノーボード)を立ち上げる。
2017年からDOMINATOR WAX(ドミネーターワックス)アドバイザーとしても活動。
ボードの事を正しく理解して頂くための『スノーボード講習会』を随時開催してます。


1-1スペック表の見方

ボードを選ぶ時、デザインなどの「見た目」で選ぶ方もいると思います。もちろん同じお金を出すなら自分好みのデザインの方が良いですよね。しかしそれを重視するあまり、目的と全然違うボードを買ってしまっては元も子もありません。
例えば綺麗にカービングをしたいのに、パーク用のボードを使っているとか。それではカービングを上達するのは難しいです。
ただ、「別にスノーボードは上手くならなくていい、好きなボードに乗って楽しく滑れればいい」という方ならいいと思います。でも、この本を買って頂いたという事は、少なからず「スノーボードを上達したい」と思っている方だと思いますので。

見た目より中身を重視してボードを選べるようにしましょう。

そこで、ボードの特徴を判断する基準としてまず目にするのが、以下の図のように数字が並んだカタログのスペック表だと思います。

スペック

こちらはFOSSIL SNOWBOARDの「THE PIPE」というモデルで、ハーフパイプを滑る事を目的としているボードのスペック表です。最近は様々な形をしたボードが多く存在しますが、どのような形をしたボードでもスペック表の見方や基本的な構造は同じですので。今回はラウンドボードでキャンバーシステムのこちらのボードを使って説明します。


ここから先は

9,243字 / 16画像

¥ 330

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?