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【詩】「かぎりない」

CDプレーヤーから延々と流れる音
それは僕らがいる場所より更に外への旅への憧れで

僕らはどこにも辿り着いていない
果てを感じてもそれはまだ果てがあることの確認で

でもそうすることで僕らは生きてきた
頭打ちになんかはきっとずっとなれないよ
少しずつでも僕らは進んでる
悩みながらも僕らは歩いてる

どこにも一貫性なんかもたせることはできない
でもそれでいいじゃない
きっと人がもがく原点は
未完成であるがゆえに僕らは手を伸ばしてく

光と闇の間の無限の空間
それが僕らが生きる場所で
純白と漆黒の間の無限のグラデーション
それが僕らが為す全ての営み

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