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【詩】「さよならをきみに」

そっと手を離そう
多分ここが二人の恋の幸せの境界線だよ
これ以上は傷つけ合うだけだと
君も分かるだろう?

今まで君を泣かせ僕も傷つき
喧嘩をして何日も口をきかないときは
確かにあったね
それでも君を好きだと何故か胸を張って言えていた

それは僕も笑うことができたし
君も微笑むことができたから
でも今はもうそんなこともできないから

さよならをきみに
二人だけの幸せにもうお別れを
これからはそれぞれの幸せをさがそう
二人過ごした時間は思い出に
さよならをきみにおくろう

「永遠」を信じてはいないけど
君といることの喜びが明日も続けばいいと繰り返し思ってたよ

色褪せないでと願ったけど生きていく以上花は確かに枯れるね
君といくつもの花を咲かせることができたらよかったのにね
それでも君と過ごせる「自信」という種子はもうないから

さよならをいまきみに
二人だけの微笑みにいまお別れを
これからはそれぞれの笑顔で生きよう
また逢うことがあるかもしれないけど
さよならをいまきみにおくろう

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