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【詩】「Jealousy」

電話をかけてすぐにつながるのは留守電で
僕の恋してる相手はメッセンジャーかと
拗ねた発想をしてしまう

今どこにいるのさ?
つながるのならそう聞きたいよ
でも聞けないままに一人の夜は暮れていく

はじめから分かっている
僕は勝ち目の殆どない恋に落ちていることを
ある意味諦めてる部分もあるよ
それでも理性とは別の感情と言う名の僕のモチモノが
君を欲しいと暴れてる

君と過ごしてる誰かに嫉妬してる僕がいる
だけどみっともないのは分かってるから
すべてこの胸の奥へ閉じ込めてしまおう
そして 今夜も君をおもいつづけてる

この前どこにいたのさ?
たまに逢えた時に喉から出かかる言葉
でもそれを飲みくだして君に笑顔を見せる
君は気づかないだろうけどそれは苦味混じりだよ

しまいまで持っていく
僕が実りを期待できない恋を育てていることは
殆ど突き抜けている感もするね
それでも理性では計算できない感情と言う名のキリフダに
君が欲しいと書いているのなら
その想いを抱いて苦しんでしまおう

君と過ごしてる誰かに嫉妬してる僕がいる
君を抱いている誰かに嫉妬してる僕がいる
みっともないのは百も承知さ
すべてこの胸の奥で燃やしつづけていこう
そして 今日も君をおもいつづけている

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