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【詩】「手を伸ばす」

憂鬱のトンネルを一つ抜けるたびに
少しでも誰かに優しくなれていると信じたい

虚しさを口にしている嘘つきな心だけど
誰かを抱きしめる力が少しはあると信じたい

この心が進みたいと思っているその向こうに
いつか刻んだ風景がある

そこではアナタが微笑んでいて欲しい

ちっとも言葉通りにはカッコよくない僕だけど

おずおずと手を伸ばす方法しか知らない僕だけど

先回りして言っておくと
そんなに寂しい想いじゃない

どこかへたどり着きたいという想い
それは「希望」だ

だから僕は今できる方法で手を伸ばす

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