再掲【詩】「Life is beautiful」

ねぇ　僕はひょっとしたら生まれたときに
ねぇ　アナタの耳に入る音のいくつかを聞けなくなったかもしれない

ねぇ　僕は生きているうちに引っ込み思案になって
ねぇ　アナタが体験した経験の半分も体験してないかもしれない

それでも　僕の「今まで」と「これから」に損はないだろう
生きているってことを敢えて計算してみようとするのなら
いつだってプラスにするしかないよ

いつか誰かが叫んでいたように呟いていたように
「Life is beautiful」
多分そうだよ

ねぇ　僕は軽い多重人格症でいくつかのズレを身に纏っていて
ねぇ　アナタのそれとぶつかり傷つけあうこともあるだろう

ねぇ　僕がいつからか流さなくなった涙がもしも流れたら
ねぇ　アナタは僕に一体どんな顔をするのだろう

いつでも　僕の「今まで」と「これから」に損はないだろう
後悔は確かに積み重ねたしまだ積み重ねるとしても
いつだって最後にはほんのわずかでもプラスにするしかないや

僕が生を享けたその瞬間に　僕は・・・

答じゃない答になってない　ただそれを確かに感じてる
生きていくことに何かを探しもがいてる
ためらいつつも戸惑いながらも僕の「時」は流れていく
この僕がたとえば何を描けるのかはまだまだ分からないけど

いつか誰かが叫んでいたように呟いていたように
「Life is beautiful」
多分そうだよ
きっとそうだよ