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【詩】「凪にかわるまで」

積まれていく嘘をただ眺めていた

その傷だらけの心を知っているから
何も言わずに僕は見つめた

幸せって?
愛情って?
簡単に言い切ってしまえるものなの?

僕に答はない
人がその生で見つけるものだろう

ただ許されるなら
僕はそっと想ってる

いつか喪われるときまで
この波が凪にかわるまで

その心が求めたものが届きますようにと
あなたのもとへ届きますようにと

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