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Want to はカジュアル? ではありません!!

前回、Would like to は日本人が思っている程、丁寧な表現ではないというお話をしました。

前回の記事をまだお読みでない方は…

"丁寧だと思ってWould like toを連呼していませんか?” 

も、併せてお読みください♪

今回はネイティブがどのようなニュアンスで Want to を使っているのか解説していきます!

Want to はカジュアルという訳じゃない

中学生の時に…

Want to = カジュアル
Would like to = 丁寧

このように習ったと思うのですが、Want to はカジュアルな表現という訳ではありません。

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文法的なWant to を解説

文法的にいうとWant to は不定詞と呼ばれているもので、

Want = 欲しい
to 動詞 = 〜すること
⇒ 直訳: 〜をすることが欲しい

このような意味になるので、
Want to = 〜したい。

と、なるのですが、Would like toが『(もし〜だったら)したい』つまり条件が合ったら『したい』というのに対して、Want to は『ただ〜したい』という意味になります。

例文を通してWant toとWould like toを比較すると

I want to marry your daughter. (娘さんと結婚したいです。)

⇒ ただ”結婚をしたい”という想いを伝えている。

I'd like to marry your daughter. (もし~だったら娘さんと結婚したいです。)

⇒ ケースバイケースですが、「(許していただけるなら)娘さんと結婚したいです。」という感じのニュアンスになります。

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最後に

この記事を読んでくださった方が復習できるように、YouTubeに動画にしています。是非、ご視聴ください。

https://youtu.be/ISqaBo5DRNg

今回はWant toにフォーカスを置いた記事でしたが、Would like toを詳細に説明した記事も書いているので、こちらも読んでください♪

丁寧だと思ってWould like toを連呼していませんか?

ネイティブ・マインドセット主宰Kenta's Profile

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中学時代にアメリカ・ユタ州にある信号が1つもないような田舎町に英語力ゼロの状態で島流しされ、高校卒業まで過ごす。大学はアリゾナ州フェニックスにあるキリスト教系の大学で聖書神学を学び、卒業後にキャンパス牧師として数年働く。20代後半で日本に帰国し、複数の英会話スクールで講師を務めるかたわら、予約が取れない英会話初心者のためのセミナー開催や、英会話系メルマガ最大規模の読者4万人を誇るメルマガの執筆、英会話ノウハウ本の出版や雑誌掲載の実績もあり。英語力ゼロからバイリンガルになった経歴を持つため、通常のネイティブ講師とは異なり、英語を話せない人の気持ちが理解できるだけでなく、自身が英語を話せるようになったプロセスや日本人の弱点などを筋道を立てて説明できるので、「何をすれば英語が話せるようになるのかが分かる」と生徒やセミナー受講者から高い評価を得ている。


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