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丁寧だと思ってWould like toを連呼していませんか?

中学校の時にこのように習ったでしょう!

Would like to = 敬語 Want to = 普通

このように習うと思います。
しかし、ネイティブはこのようには使っていません。
それではどのように使い分けをしているのでしょう?

今回はネイティブがどのようなニュアンスでWould like toを使っているのかを解説していきたい思います。

Would like toのWouldは仮定法

それでは、まず、Would like to のWouldの意味を見ていきましょう!

Wouldは文法的には仮定法と呼ばれています。

”仮定法とか難しい文法の名前を言われても分からない!”

と、生徒さんによく言われるので、仮定法とはなんぞやを簡単に説明をすると…

Would ⇒ (もし~だったら)~するでしょう。

こんな例文を習ったのを覚えていませんか?
If I were a bird, I would fly.
(もし私が鳥だったら、飛ぶでしょう。)

それなので、Wouldには…
「もし~だったら」というニュアンスが含まれていると覚えてくださいね♪

Like to の意味

それでは次に”Like to 〇〇"の意味を見ていきましょう!

Like to 動詞 ⇒ ~するのが好き。

と、いう意味ですよね!

例:
I like to travel at my own pace.
(マイペースに旅をするのが好きです。)

I like to cook for my family.
(家族のために料理をするのが好きです。)

これを踏まえた上でWouldとlike toをくっつけると…

直訳:Would like to 〇〇 = (もし~だったら)~するのが好きです。

意味:Would like to = (もし~だったら)~したい。

このような意味になるんです!
例:
I would like to go on a vacation. 
文脈によりますが…

⇒ (もし休みが取れたら)休暇でどこかにいきたい。
⇒  (もし貯金が溜ったら)休暇でどこかにいきたい。

最後に

この記事を読んでくださった方が復習できるように、YouTubeに動画にしています。是非、ご視聴ください。

復習用動画
https://youtu.be/i1QXoXBNZLU

次回はネイティブがどのようなニュアンスでWant toを使っているか解説をした記事を書くので楽しみにしていてくださいね♪


ネイティブ・マインドセット主宰Kenta's Profile


中学時代にアメリカ・ユタ州にある信号が1つもないような田舎町に英語力ゼロの状態で島流しされ、高校卒業まで過ごす。大学はアリゾナ州フェニックスにあるキリスト教系の大学で聖書神学を学び、卒業後にキャンパス牧師として数年働く。20代後半で日本に帰国し、複数の英会話スクールで講師を務めるかたわら、予約が取れない英会話初心者のためのセミナー開催や、英会話系メルマガ最大規模の読者4万人を誇るメルマガの執筆、英会話ノウハウ本の出版や雑誌掲載の実績もあり。英語力ゼロからバイリンガルになった経歴を持つため、通常のネイティブ講師とは異なり、英語を話せない人の気持ちが理解できるだけでなく、自身が英語を話せるようになったプロセスや日本人の弱点などを筋道を立てて説明できるので、「何をすれば英語が話せるようになるのかが分かる」と生徒やセミナー受講者から高い評価を得ている。


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