過去の一時期に自衛官の大学院入学拒否の方針を表明したり、現実に拒否した事案のある大学についてソースを貼り付けます。
このエントリでは京都大学について書きます。
京都大学学生運動による奥田総長の自衛官入学拒否決定
京都大学は学生運動によって奥田総長に自衛官入学拒否決定をさせたという経緯があり、その事を「誇る」記録がネット上でもたくさん残っています。
たとえば「樹々の緑」通信 京大学生運動史研究会事務局からのお知らせなど。
以下が詳しい。
「京大大学院工学研究科に 20 数名の現職自衛官が入学し」というのが【発端】だというのが分かります。
「京大大学院に防衛大卒業者が居るからファクトではない」⇒?
インファクトが櫻井氏の発言の「ファクトチェック」を行った記事では、櫻井氏の発言が「誤り」と判定する文脈で以下あります。
この「防大卒業後、京都大学大学院に進学した陸上自衛隊幹部」とは、リンク先を見ると「森 清勇」氏ですが、本人が書いた記事では以下述懐されています。
このように、むしろ「京大大学院工学研究科に 20 数名の現職自衛官が入学し」というのが【発端】になっているのだから、「在籍していた」というのは、櫻井氏の主張の根拠の否定のためであったとしても、不適切だというのが分かります。
なお、現在は京都大学法学部に進学した自衛官が紹介されているなど、状況は変わっています。
少なくとも1989年に学生有志から奥田決定に関して再考を求める要望書が提出されているので、22年間はこの状況が続いていたようです。
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