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【鑑賞記録】ジガルタンダ・ダブルX

生まれて初めてのインド映画です。
ポスターだけ観て観に行ったので、おそらく映画を撮るインド映画とだけ知って行ったのですが、
はじまる少し前に続編と教えられて、え!?となったものの全然わかる作品でした。
インドでは映画で人気を得て政界進出するってのだけ別の場面で教えられていたので、それがわかれば観れる作品。

雰囲気的にはマシュー・ヴォーンとガイ・リッチーの間くらいのアクションインド映画だな、と言うのを早々に飲み込んだので、象牙で戦闘したり、人が思ったより吹っ飛ぶのが面白くてよかった。
おそらくインターミッション前の主人公2人が対峙するシーンのアートはすごく好きでした。

ストーリーとしては、これは西部劇をゴッドファーザーをやってるんだな、がわかるとこうなっていくんだろうなと読めてくるので、どうアプローチしていくのかと言うところでかなり楽しめた。
顔と名前がなかなか一致しないのと、序盤の状況とキャラ説明のスピード感が早くて、私はこの人がこの人でとかはわかるけどつまり、どういうことや?みたいな場面もあったので、なんとなくのあらすじだけわかってみたほうがいいのかも?とは思ったりもしつつ。
後半に向けて社会的な話になっていくものの、西部劇ではあるのでスッキリするというか、そうなってもアクションエンタメではある、と言うところはブレないのでとても観やすかった。
西部劇だから、保安官は悪いやつだし、保安官の後ろには政治という巨悪があるとか、王道の面白さに政治がある感じ。

あとあまり歌わないし、必要なところで踊っている印象の映画だったので、ミュージカル要素苦手な方にも非常に観やすい映画なのではないかと!
あくまでタミル語映画を撮ってると言う体があるうえで必要な内容というか。

キルバンの役者さんが非常にハンサムだなぁ、と思ったのも観やすかった要因かも。
甥っ子が気になって仕方がなくなる感じの愛くるしさのあるキャラクターもいてよかった。

とにかく一番優しいのは、
最初に動物は殺してない!
と明示していただけるので動物のシーンは安心して見れた
動物には優しいけど、老人、女、子どもには残酷だったから人の心がない、と言ったらインド映画割と多いと言われたので、
ウェスタロスとどっちが人の心がないんだろうか、と思いました笑


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