ありがとうな事しかして来ない

デートなう。本日のメインは焼肉屋さんで真剣にお肉を焼く事だけれど、その前にオイスターバーに寄り道し、生牡蠣。音楽で言ったら前奏曲だねって言い合いながら、あまりの美味しさについついけっこう追加注文してる。相変わらず一口目にどれだけ大袈裟な感想言えるかを競いながら、笑い合ってる。

そして結局フリース素材大丈夫か確認せず例の手袋与えました。ひどく喜んでくれ、毎日使うとのこと。中がフリース素材で外側がネパールの毛糸(というものがあるのか)でざっくり編まれた、とってもかわいいやつ。恋人の手、しっかり温めてね、よろしく。

2017年11月15日

眠る前にセックスして、どちらからともなく寝落ちして夢の中で続きして、目覚めたらとても興奮していたので続きしてってお願いして、また始めて最後までした。要するに起きてても寝ててもやってた。
恋人とエロいことを重ねる度に、心が強くなれる。何故か。
セックスって、なんか海っぽい。海のことよく知らないけど。いや、セックスのこともよく知ってはいないだろうけど。

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昨日待ち合わせの時に「久々にちょっと短いスカート履いたよ。痛々しくないかなあ?!」と言いながら現れた(あいにく鑑賞に値するような美しい脚は持ち合わせていない)のだが、あとからベッドで「気にしながら洋服選んでるところ想像したら、たまらなく可愛かった。男って気持ち伝えるの苦手だからその場で言えなくてごめんね」と言われたが、あとからでもなんでも可愛いと伝えてくれるお前最高だぞありがとよ!と思ったし、ねぎらいたいからセクシー下着増やす。
恋人に可愛いと思われていたい。できればずっと。けれど、どうやら彼が可愛いと感じてくれる点は、わたしの変な発想やコメントだったり、睡魔に襲われながらワンデイコンタクトを瞳から引きちぎって投げ捨てる動きだったり、お友達が大好きだったり、大きなお尻を気にしていたりすること、などのようなので、つまりは自然体なわたしそのものなのだ。頑張り甲斐が無いと言えば無いけれど、そのままで存在していればいいのだから、とてもありがたいことだと思う。

2017年11月18日

うっかりと、物語に感情移入なり自己投影なりしすぎてしまうわたしなのだが、幸せな恋愛映画やドラマを観ていて、以前は自分の現状と比べてぼんやりとした虚無感に襲われ凹むことが多かった。今は、主人公たちが幸せなら幸せなほどうっとりできるし、今すぐ恋人に会いたいってなる。

あと、恋人に「ありがとう」っていう相槌しか打ってない気がする。だって、彼がありがとうなことしかしてこないから。


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