2.Netflix「LIGHTHOUSE」がぶっ刺さった話
こんにちは。ようちゃんです。
ぴーまんさん、交換日記と言いながら前回のあなたの投稿から7ヶ月も経ってしまいました。これはひとえに私の怠慢です、というか完全に忘れてまし
た、すみませぬ。。。
小説『二木先生』の感想、読みました。
「普通じゃない」ということをどのように捉えるか、という観点は面白いですね。
自分も思春期のときに「自分は人とは違う特別な人間だ」と思いたい溢れ出す自意識の一方で、「人と違うことによるイタさ」に対する恐怖が常にあっ
たことを少し思い出しました。
今回は、多様性や自意識つながりで
星野源さんとオードリー若林さんの悩みをテーマにしたトーク番組『LIGHTHOUSE』について書きたいと思います。
『二木先生』のあらすじにも、
「誰からも馬鹿にされてしまう高校生の田井中は、自分を地球にひとり投げ出された異星人のように感じていた」とありましたが、
ちょうどこの『LIGHTHOUSE』の中でも、
星野源さんと若林さんが「ずっと別の星から来た宇宙人のような感覚があった」という話をしていました。
もしかすると、似たような宇宙人感を感じているような方々には、この番組が悩みを照らすLIGHTHOUSE(灯台)になってくれるかもしれませんね(笑)
刺さった部分を引用しながら、感想を書いていきたいと思います。
ぴーまんさんの投稿の中でも記載がありましたが、
この話を聞いて自分も朝井リョウの『正欲』の「あくまで想像できる多様性の中でしか物事を想像できていないよね?」や、村田沙耶香の『コンビニ人間』の「普通でないことを周りが放っておいてくれない」という問題提起を思い出しました。
綾部さんは、コンビニ人間ならぬラジオ人間である若林さんを明るいところに引きずり込まず、あくまでラジオ人間であると割り切って受け入れてくれているところが多様性を感じる部分なのかな、と感じました。
この部分は個人的にすごく共感したポイントでした。
自分がマイノリティであったとしても、やりたいことを通すためにはマジョリティの中で戦っていかないといけない。
自分も仕事をしていると感じるのですが、
多様性は大事とは思いつつ、多様性を尊重して「色んな意見があるよね〜」と言っているだけでは、こと仕事の場では何も言っていないのと同じになってしまうんですよね。
決めないといけない、自分の意見を通さないといけないんです。そこでは「強さ」が必要になってくるんです。
そこの切り替えや割り切りがホント難しい・・・
まだビジネスの現場だと最適解が出しやすいのだろうと思うのですが、お笑いやクリエイターの世界だとより難しそうですね。
番組の最後に若林さんが話した内容になるんですが、
自分というものに対する一種の諦めと自己受容的なものを感じて「いいな〜、勇気もらえるな〜」と思いました。
インターネットやSNSの発展で、自分にないものがより見えやすくなった現代では「自分はまだまだだな、もっと成長しなければ、あれもこれもできるようにならないと」と思うタイミングが多いのでは、と思います。
「面白い話をできるようになりたい」「イジりイジられたい」「リアクションを取りたい」「堂々とした人間になりたい」「頭が良くなりたい/よく思われたい」ってずっとずっと思ってました。
だけど無理なもんは無理なときが結構ある。頑張ってもできないことはでできない。
それでいいじゃないか。それでもいいじゃないか。
少し長くなってしまいましたが、以上『LIGHTHOUSE』が刺さった話でした!
ぴーまんさんにお返しします。
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