停滞期、渋滞。パイルドライバーの憂鬱

ダイエット停滞期です。
うぜ~~~~~~
緩めにダイエットしてる私でも苦しいから本気でダイエットしてる人はメンタルに来るだろうな。。。
実際私は約1週間体重が減ってない。1週間で体重が変わらないことは今回のダイエットで初めてだ。いわゆる停滞期でチートデイの導入を考えているが金銭面と自分に決めたルールで15日までやらない。うーむ。。。なんとなく気分が落ちちゃうな。こんなことならダイエットなんかやめようかと思うけどすでに習慣化されているので辞めることはないだろう。

世のダイエットしている人はどうやって停滞期を乗りえてるんだろう。
チートデイ?筋トレメニューの変更?食事の改善?
はぁ、なんだかなぁ。
どれもできそうにないので私は歯を食いしばって頑張るしかない。ほかの人のダイエットのモチベーションは何なんだろう。恋人?何かの撮影?自分磨き?もてたい?どれにしてもいいことだ。動機が何であれ自分て立てた目標に向かって努力することは簡単ではないし素晴らしいことだ。
世界中のダイエット中にみんな!!一緒に頑張ろう!!

最近寝る前の思考が止まらない。昨日はこのまま筋トレを続けてマッチョになったらどうなるかを考えていた。マッチョになった私はものすごい力持ちになる。散歩の時にたまに生えてる気を抜きたくなるのだが、それを実現できるほどのマッチョだ。最高すぎる。つまりパイルドライバーもできる。プロレスはあまり知らないがパイルドライバーの派手さにはちっちゃいころから驚いた。これもできる。うれしい。

しかし実際はしないだろう。プロレスラーになる勇気もないし、パイルドライバーをかけさせてくれる狂った友人もいない。マッチョになった私はパイルドライバーをしないのだ。つまり今の私とマッチョになった私はパイルドライバーをしないという点で全く一緒なのだ。マッチョになっても大きな変化をしない予想にどこか安心した。

だが空想を続けるとマッチョになった私もいつかパイルドライバーをできなくなる。そのことに私も気が付くはずだ。そうなったら居ても立っても居られない。
「今のうちにパイルドライバーをしないと損する。」
何事も「できない」と「できるけどやらない」は距離は近くても大きい壁がある。その事実に恐怖するのだ。そうなったらきっと行動に出る。
「来年にはパイルドライバーをできなくなるからやろう!」
きっと友人を誘う。テレビのドッキリで落とし穴に使うスポンジを敷き詰めてパイルドライバーを友人にかける。でもそこに実感はない。やわらかいスポンジでやってもそれはおままごとに感じてしまう。そこで私は黒い決意をしてしまう。
「もっと固い場所でパイルドライバーをかけよう。」
そうなったらすべてを終わらせる覚悟で街に出るだろう。そこで手ごろな人間にコンクリートの上でパイルドライバーをするのだ。パイルドライバー殺人事件。この事件で日本のマッチョの肩身が狭くなるのかもしれない。あらゆる作品で描かれているように大いなる力には大いなる代償がつきものだ。

今の私にはそんな力がない。自分で作ったBADENDが存在しないことに安心する。朝方の布団の中で。決して何も生まれずに時間は過ぎる。ここまでストーリーを考えていると幼稚で簡略的ではあるが頭がさえる。眠れない夜は止まらないのだ。

人生で一番パイルドライバーについて考えた日になった。

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