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彷徨うように旅をした過去は 詩の欠片となり今も生きている 自然との対話の中で言葉が生まれ…
どうか、私の心が澄んだみずうみのように鎮まり 大切な誰かを傷つけることなく 愛にあふれた生…
人の気持ちは、人間関係は、変わってしまったら自分ではどうにもできないから 怯えることより…
過ぎていく日々を、穏やかに丁寧に生きていく 一瞬の光を目を凝らすように見つめて、集めていく 幸せは、いつかなるものではなくて、 今、手を伸ばせば届く距離にあるのだと思います。 みんな、いつかは必ず死ぬから 特別になんてなれなくても いつか、特別なそれは必ず訪れるから 真っ暗な闇がいつでも親密な距離にあることを どんな風に過ごしていても、必ず苦しみが訪れることを ほんのひと時でも忘れることができるように 少しでも多く、最高の時間を積み重ねて、 笑って過ごせるといいなと思い
悲しみを抱いた北の海に魚は生きていて 音楽のように群れ踊り その身をひるがえすたび きらき…
きみはいつもそうやって、暗闇をえがいて、きれいにもがくね また一人で、悲しみを舐めるの? …
私の言葉が花の蜜みたいに もっと甘く、美しくなれたら ミツバチが吸い寄せられるみたいに …
さざ波のように繰り返し、柔らかくて大きな唇で何度も優しくキスをしてくれるので、私もそれに…
夕暮れの近い空が薄紅色と薄青色を水面に写し始める頃、空と海は一体化して ぽつり、ぽつりと…
それなら早くドアを開けて その空白の向こうの景色を見せて ここはまるで宇宙で 計り知れな…
あふれていく 色とりどりの ひかり 風に舞い散りゆく花びら いつから 同じ過ちを繰り返すことを知っていたのだろう うまく笑えずに それでも また 愚かに たゆたう水面の広がりゆくひかりの粒 触れることのできなかった手のひらに