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新感覚ジャパ―ニーズ・ホラー『事故物件 恐い間取り』


#映画感想文

ここ数年、息をひそめていた「ジャパニーズ・ホラー」だったが、久しぶりのヒット作が出たように感じた。日本人独特の噂話が現実的に映像化されたと言ったところでしょうか。

中田秀夫監督作品
「ジャパニーズ・ホラー」の面白さを牽引してきた方の作品を見ないわけにはいかない。この方の作品に、失敗した作品は「記憶にない」と言い切れる。勿論、個人的観点だが・・・。

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ストーリー
売れない芸人の山野ヤマメはテレビ番組の企画で、殺人事件が起きた物件で暮らし始める。室内を撮影した映像に、奇怪な現象が起きていた。番組のネタのために事故物件を転々とし、芸人としてブレークしていくが、そんな中、彼は最恐の事故物件に遭遇した。(ヤフージャパン映画より引用)

出演 亀梨和也 奈緒 瀬戸康史 江口のりこ 
松竹映画 2020年作品 興行収入23.4億円

テレビ番組企画「事故物件住みます芸人」として人気が出た松原タニシのノンフィクション
松竹が映画製作しており、興行収入23.4億円といったヒット作になった事がこの作品の良さを物語っている。松竹というと有名なのは「寅さん」。ホラー映画では、「八つ墓村」。これは、サスペンスかぁ・・・。ホラー映画ではないか💦 松本清張さん原作ベースのサスペンス映画は、松竹はいい作品だしてますよ。
お話がそれました。堪忍です。

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本作品の出演者で、ダントツに光っているのが奈緒さん。これからの日本映画、テレビドラマや舞台を役者として牽引していく方なんだろうなと勝手に決めつけてます。

お笑い芸人とホラー。なんかドロドロした背景の中に、なぜか安堵するような感覚で鑑賞できました。新しい感覚の「ジャパニーズ・ホラー」の誕生です。

是非、週末に鑑賞してみてください。

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