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備忘録の備忘録という無限ループ/備忘エッセイ #0.5

備忘エッセイを始めるに辺り、これは書き置きしておかなきゃな、と思っていたことがあったのに忘れていた。これだもん。

備忘エッセイで綴る言葉の多くは、こういう考え方もあるよね、できるよね、というその時点では仮初の言葉、思考実験室での記録であり、仮説ですよ、ということ。

別な人格を下ろしたイタコ語りとも言える。

それはつまり、ここに綴ることや日常会話の内容の多くは、私の思想・信条と違うこともあるよ、ということ。

これを踏まえて読んでね、という取説を書いておくのを忘れていた。

世の中には文脈や余白を読めない/読まない人がいて、単語だけに脊髄反射して自分の言いたいことだけ主張する、という場面にみんなも立ち会ってきたよね。

なので、筋違いの非難を浴びせられないよう、その予防線です。まぁそんなのお構いなしに土足でずけずけな人たちもいるわけだけど。

もう一つの予防線として「ここから先は有料部分です」という実線を引くことができるのがこの場、note の特徴なので、それも導入してみる。

でも、この線を引くと、資本主義社会での運の巡り合わせが悪かった人たちは読めなくなっちゃうので、そういう方には無料で読めるようにするから言ってね。

ところで、学生無料ってよくあるけど、学費も生活費も仕送りも親のすねをかじれる学生と、保護者からの経済的支援が受けられず、学費も生活費も奨学金とバイト代で工面している学生と、同じ学生としてひとくくりってどうでしょう。高齢者というひとくくりもまたしかり。

というか、お金がなくて大学行けなくて働いてたら学生じゃなく18歳成人で社会人だから有料ってことになる。変なの。

そういえば『実力も運のうち 能力主義は正義か?』最後まで読み切れてないなぁ。

というわけで、備忘エッセイに書き忘れたことを備忘録的にエッセイにする、という無限ループでずっと書き続けられる手法、流行りの SDGs に早くも辿りついてしまった。

画像は、忘れ去られつつある森。私たちはこの森のことを「北の森」と呼んでいた。


バーカウンターで「あちらのお客様からです」ってあこがれます。