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「私達の未来は変えられる〜2050 年脱炭素に向けて」というお題と向き合った結果/備忘エッセイ #3

↑こちらの2日目、特別セッション「私達の未来は変えられる〜2050 年脱炭素に向けて」に登壇者として出番をいただきました。

発表タイトルは「継承可能な地域へ……しもかわ森林文化ミュージアムというアプローチ」。

本題に入る前に、いただいた大きなお題と向き合う作業。

2050年脱炭素とは
持続可能な社会を
目指す手法の一つ

そもそも
持続させる・残す
に値する社会なのか

「持続可能」とは
現在を起点に
その延長線上にある
今を生きる私たちの
エゴイズム

将来世代が
継承可能
継承したい
と思うビジョンなのか

継承したいと思う
ビジョンに人は惹かれ
(特に若い心は)
心が動けば
お金も動く

内発的動機づけ

内発的発展

過去や現在を起点に
ビジョンを描く
(フォアキャスティング)

ビジョンを描き
今を振り返る
(バックキャスティング)

ここからフォアキャスティングとバックキャスティングの違いなど、ナチュラル・ステップの考え方を紹介。

↓こちらから抜粋したような感じ。

新しい価値を創造する地域/環境未来都市・下川エッセンシャルズ/『地域再生のビジネスデザイン』(共著、地域ケイパビリティ研究会、2013年)

下川町の歴史を振り返ると、外来型発展→内発的発展モデル→外部の評価・資金・事業→外来型発展……という歴史的な循環が見えるような気がするという話題提供も。

次は内発的発展フェイズなので、ビジョンとして↓こちらを紹介。本日のメインディッシュ。

特別セッションの最後に一言ずつ他の地域へのアドバイスということで話し始めたのですが……

歴史は繰り返す、人類は歴史に学んでいないのではないか、そう思わざるを得ないような出来事が次から次へと起きているが、同じ地点に戻っているのではなく、螺旋階段を登るように、進化していると思いたい、子どもたちに絶望を語ってはダメ、希望を語っていきましょう……

と自分への激励のようになってしまいました。なんか途中で泣きそうになって、前にもこんなことあったなと思い出してみると、2011年のシンポジウムだったような。

ん? 12年前? 干支の12年周期って意外と馬鹿にできないと思う出来事が連なってきた五十路なり。

バーカウンターで「あちらのお客様からです」ってあこがれます。