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Googleで極彩色のって検索して「Roth Bart Baron」の「極彩色の祝祭」がサジェストされないことが本当に意味がわからない。

はじめに

まぁタイトルの通りです。それだと話が終わってしまう。
いや私だけなのか?
他の人のPCで検索したけどやっぱでてこない。

証拠

いやぁ・・・意味がわからない。私的には発売年である2020年という年のってだけでなく、日本のオルタナティブな音楽の歴史を辿ったらこのアルバムは年表にのるぐらいの名盤だと思ってるわけです。

疲れている。浄化されたい。根源的なパワーを取り込みたい。
そんな時にコレっ!っていう感じでこの作品を聴いています。
レコードに針を落として1曲目が始まると神社とかお寺に参ったみたいな、あんな気持ちになる作品です。これって凄いことです。神秘的ですらある。
日本全国津々浦々の人々が疲れているし、世界の隅々まで疲れている今日この頃に対してとても意義深い作品だと宣言したい。

こんな音楽で街がいっぱいになれば、
争いが消え、分断がなくなり、みんな朗らかで、SNSの治安がよくなり、
良い意味で決めるのが困るような都知事立候補者が爆増して、よりよい社会が形成されるわけに違いないのでご紹介させて頂ければと思います。

どんなバンド?

簡単にご紹介。
2008年にデビューしてEPを2枚ほど出して
2014年に1stアルバムを発表
2015年に2ndを発表して3年後には3rdを発表。
そこからは1年ごとに新作を出すというハイペースな間隔で高クオリティな作品を出し続けているという才気迸りまくっているバンドです。
バンドといっても元々2人(Vo/Dr)でやってて2020年からは1人でやってます。といってもライブや作品には凄腕なお馴染みの面々が毎回バンドメンバーとして参加しています。
参加メンツも調べれば調べるほど凄まじいので、才能ある人の周りには集まるなぁと思います。私はギターの岡田拓郎のファンでもあるので毎回作品が楽しみです。

どんなサウンド?

わかる人向けに書くとオルタナフォーク。
いや、自分で書いててわからん。
アナログで豊穣なバンドのサウンドとパラメーターを追い込みまくったデジタルなシンセのサウンドが有機的に絡み合って、その上を浮遊感あるのに芯がしっかりしたファルセットの透き通った声が乗っかって・・・みたいな音楽雑誌の作文みたいなの書いても結局わからない。
聴けばわかるから↓の動画を見てください。

どうでした?
オルタナティブでフォークで作文通りで神秘的だったでしょう?
ちなみにこの曲はPVが2種類あってもう一つの方もカッコイイです。
もう、土に種蒔いて花が咲き誇って世界が満たされていく感じが見えてくると思います。
すいません。また作文しました。
でも、そうしたくなるくらい根源的な魅力にあふれてるんですよね。

極彩色の祝祭のいいところ

いい所だらけですが大まかに抜粋。
まず、録音がとてもリッチな所。
豊潤という言葉がしっくりくる豊かなサウンド。
音の響きがとても美しく、そして元気が出る力強い音。
バンドの楽しそうな姿が想像できます。

次にアンサンブルの素晴らしさです。
音が入ってくるタイミングや音色、各楽器の鳴り方が聴いてて気持ちいい。
個々の楽器の音の戦闘力が高いのに、弾き過ぎず鳴らし過ぎずで絶妙。
同じメンバーで長くやっているからこその阿吽の呼吸と綿密なプロダクションが透けて見えます。しかも、多くの音が鳴ってもゴチャっと聞こえず、良い感じの塊で聞こえて聴きやすい。

最後にヴォーカル三船雅也の声。
声が良い。前の二つでがんばって作文してきましたが語彙力皆無になります。こうとしか表現できない。
この声が演奏に乗っかると一気に楽曲に神秘性が宿ります。
高音の時のファルセットの美しさといったら・・・・。
しかも、キレイなのに芯があって力強さを感じれるんだからスゴイよ。
楽器としても抜群だし、詩に説得力を加味できるステキな声です。

最後に

いやーさすがに褒めすぎたし作文多すぎたと思いました。
だから、もう一回通しで聴いて考え直そうと思います。
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やっぱ最高だよな。
ギターベースドラム鳴りまくりの音楽ばっか聴いてる私も抗えない。
ぜひたくさん聞いて頂いて検索されまくって、Googleのサジェストに出てくるようになりますように。

聴け。
そして世界を元気にしよう。

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