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自分が凡人だと認めたくないけど、認めざるを得ない

こんにちは、結です。

私は大学進学のち抑うつ状態が出てきて、酷くなり休学、復学のちまた鬱状態になり、中退しました。

休学は1年休んだものの、憂鬱は消えましたが無気力は依然として残り、本当は何もしたくない、という不安を抱えた復学になりました。そして結局、なぜ大学に行くのか分からなくなって、なぜ起きるのかわからなくなり、なぜ生きるのかわからなくなって、軽い鬱と診断が下り現在に至ります。

ずっと考えていたこと、それはどうして無気力になったのか?今回その原因がやっと(長かった…)分かったかもしれないので、書いてみます。

自分には才能があると思っていた

私は高校は美術系、昔から絵を描くのは得意。高校では先生に、君の絵は生きている、美術をやるうえで必要な才能がある、なんて言われて、私は美術で成功するんだと思いました。美術を一生続ける!私にはその素質があるんだ!と信じて疑いませんでした。

他の人を不憫に思ってすらいました。美術をやる素質がないのに、美術にしがみついている周りの人を見下して、でも自分は違うから、と本気で思っていたのです。

美大進学と無気力

しかし美大進学とともにここ3年くらい付き合っている無気力が出てきました。原因は、

自分のことを認められないから。

その時は認めるとか認めないとか以前に、何故か彫刻をやることがすごく怖くて、逃げ回ってました。

私はとにかく美大でなんかすごい功績を残して美術で認められる!その素質がある!という自意識がすごく大きかったんです。

でもいざ本格的に美術を学ぶ大学に来て、怖くなりました。自分の作った自分の虚像と、実際の能力がかけ離れていたから。

考えてみれば、私は高校の時に大して作品を作ってなかったんです。その時のスケッチブックを今見たら、普通に下手でした。賞だって1、2回取っただけで、それも小さな賞でした。でも才能があると思っていた。

私は美術の才能が、能力がない、天才じゃない自分を受け入れられませんでした。なぜなら、自分から美術を取ったら私は凡人(以下)だから。美術の才能がある、という思い込みで、自分をささえていました。

できなかった自分を受け入れる

めちゃくちゃ屈辱的な気分になります笑

私は休学中は美術から離れていたにも関わらず、無気力は相変わらずでした。それは、元気になれば、やる気が戻ってくれば私はできるんだ!と思っていたからです。(多分)

でも今部屋で寝ることしかしたくなくなってようやく諦めがつきました。できない、センスがない、そのうえ凡人よりも出来が悪い、でも受け入れるしかない。

少し元気が出てきた

まだ様子見ではあるけれど、どうしようもない自分を受け入れるためにこのnoteを書きました。そして少し、元気が出てきた。

3年間に渡る無気力は、自分で等身大の自分を無視し、傷つけた結果なんじゃないかと思っています。

自分を認めるのはそれなりに痛みを伴いましたが、多分、いい方向に進むと思います。まず現実を見ないと、やっぱりどこにも行けないんだと思うから

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