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「言ったのに」「教えたのに」は人間を信じ過ぎ 2021/11/11

近頃「言ったよね」「チャットで残してるじゃん」「データファイルで送りました」など、"伝えたけど、伝わってない病"が蔓延しています。

膨大な量の情報が飛び交っている世の中です。
電話からFAX、FAXからメール、メールからチャットに移りつつあるコミュニケーション環境で社内・社外での情報共有のデータ量が爆発的に増え、高速な反応速度が常に求められるようになっています。

些細な事でもデジタルで証拠(エビデンス)が残るようになり、伝えた気になりやすくなっていますが、そこで発生するが一方通行な共有です。

人間が記憶していることはコンピューターと違って非常に少ない。
メモリーが小さいですし、CPUもそれほど高速処理できません。

また、コロナ禍でリモートワークが定着しました。
その影響で、チャットという“常時人と人がリアルタイムで繋がる仕事環境”に移行した世の中では、人間の把握できる情報量、反応速度を超えている気がします。

人間には合わない環境なのだと理解することが重要です。

そこで、必要になるのがリマインド。
しつこいほどのリマインドがストレスなくできるようにならなければいけません。
“伝えたけど、伝わっていない病”が蔓延していると思って優しくリマインドしてあげてください。

気軽に重要なことを言える環境ですから、スルーされることが当たり前だと思った方が皆がストレスが低くてすみます。
人間が置かれている環境が変わったのであれば、仕事の仕方も変化していかなければいけませんね。

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