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SNS投稿に意味なんかなくていい 2021/11/4

SNS上での投稿はものすごい勢いで消費されていきます。
それこそ何分、何時間で消費されます。二日生き続けるなんて稀です。
タイムラインをスワイプするだけで読まないコンテンツが量産されていきます。
ましてや、ひいきにしているとはいえ店舗やショップの投稿なんて毎回じっくり読むユーザーなんて皆無です。

でも、なぜか運用側になると投稿に意味を持たせたがる。
「毎回同じ内容じゃだめだ!」
「最新情報はマストで入れないといけない」
「しずる感のあるイメージが重要だ」

などなど…

でもね、見られないので、それほど力を入れる必要はない💦
では、SNSを運用するうえで重要なのはなんなのか?
それは、単純接触機会を作ること。それだけ。

単純接触機会とは…
単純接触効果(たんじゅんせっしょくこうか、英: mere exposure effect)は、(閾下であっても)繰り返し接すると好意度や印象が高まるという効果。1968年、アメリカの心理学者ロバート・ザイアンスが論文 Zajonc (1968) にまとめ、知られるようになった[1]。

ザイアンスの単純接触効果、ザイアンスの法則とも呼ばれる。対人関係については熟知性の原則と呼ばれる[2]。
from wikipedia

テレビCMなどでも利用されている法則で、無意識下でも、何度何度も擦り込まれると好感度や親近感が湧くという法則。これをユーザーが毎日のように投稿をチェックするSNS上で利用しましょう、ということです。

投稿一つ一つの質の高さよりも、接触頻度の方が100倍重要。
手を変え、品を変えSNS上で接触することを目標にすると「投稿に意味はいらない」ことになります。最悪、全く同じ画像、テキストでも問題ありません。
だってユーザーは内容を覚えていないんですから。

全く同じ投稿が何度も表示されるとウザがられてブロックされたり、フォローから外されたりします。なので、ちょっとずつユーザー目線の投稿を行う。めちゃくちゃベタなものでOKです。

12月になったら「クリスマスシーズン到来!新メニュー」
1月だったら「あけましておめでとうございます!」
これで大丈夫。しかも年間イベントごとは反応率が非常に高い。

投稿にオファーをつける反応率も測れます。
「投稿を見せてもらったら、ドリンク一杯無料」
「事例集のダウンロードはこちら」
などです。ここでも労力をかけない。
今ある、または前に実施したオファーを何度も使いましょう。
ユーザーは覚えていません。

難しく考えずユーザーに飽きられないよう注意しながら接触機会の最大化を狙っていく。SNSの初めはこのレベルで十分にユーザーを獲得できます。

マーケティングは無駄な作業が多発する領域です。
効果を産む施策を実施していきたいところですね。

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