ダイム&ダイム

おやすみ、ポヤスキ。今日は大変な黙日であった。荒れがう納刀に懐難を懇持しよう。マムニフはフンである。

「ちょっといいか?」

なに?

「造語、すなわち『デタラメ言葉』は、さりげなく突然用いられるから脅威となる。実在するちょっと難しそうな熟語と混在しているからこそ、怪しげな説得力ーーもちろん、見せかけの説得力ーーを持つんだ。それがなんだ、“荒れがう納刀に懐難を懇持しよう”だと? 全部『デタラメ言葉』じゃねーか!! (納刀は一応実在しはするが)。さすがにやりすぎだ。荒唐無稽だ」

それがどうしたーー。ポヤスキーは昏寧中だ。フンはフンボルではない。散溢だ。醒隆だ。塁一文だ。

乱怒するプリムス。ホイップ・バースのミルクチョコ。ブーメラン・オプティミスティック・トートロジー。わかるだろ? 哀しみのオルポッチだ。ハンムリーだけの世界。君だけがいる世界。

「ああ、ナスカーチャが壊れた」

正常さ。これが僕の健実な機能だ。方法だ。ムニモンバイのオルトマッチ法だ。

ポヤスキはやつれた顔でポヤックを承是した。ハフムーン(ハーフムーンのことか?)は造上で駒居していた。ミクミンは黙眠した。パムヤー、パムヤー。


......おかしい。この文章、なにかがおかしい。

「なにかがって、ほとんどの部分がおかしいと思うよ......」

ほとんどおかしい! もしも、全てがおかしかったら? それはおかしいと言うのだろうか? “全部がおかし”かったら、それはなにに対するおかしさか。隔離モンゼイか? フミノンの馬足か? アルパチョスの親贅か。

まやない。いかにもまやない。こりなす不毛のポゼステス。ああ、かんくらん。


(今回のひどいな......)

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