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心療内科、区役所の支援について

 こんにちは。ナシロです。無事に内科も終わって、残りは心療内科だけになりました。今回はいつも通っている心療内科についてと、お世話になっている区役所について書けたらいいなと思っています。

メンタルクリニック

 私が普段通っている心療内科は、基本的には院長先生一人で診察をしています。個人的にはおじいちゃん先生で、時々頑固なんじゃないかな?と思っています。とはいえ、予約は取りやすいし、困った時にはいつでもきていいよと言ってくれるのでとても安心しています。
 まあ、自分の体調によっては先生も嫌い!親も嫌い!作業所も嫌い!みたいになるので、好きになったり嫌いになったりと忙しいです。
 院長先生はよくわからないたとえ話をしてきて、たまに何を言っているんだろ?となります。そういう時に聞き直すと、なんとか伝わるように新しい例えばなしがでてきて、再び「???」みたいになります。
 でも、肝心な時はしっかりと言ってくれるので、とりあえず時々厳しいけども基本的には優しいおじいちゃん先生というイメージのままです。

 カウンセラーさんは、とにかく優しいです。私が話した内容をメモにとってくれて、前回はこういう話をしたけども、体調の方はどうなの?ときいてくれます。私の好きな話もいやな顔をせずに聞いてくれるし、泣き言も聞いてくれる。とにかく何でもきいてくれて、時々意見をくれます。
 「うんうん、ナシロさんも大変だったわね」みたいな雰囲気です。
 私はカウンセラーさんが好きです。どうしても自暴自棄みたいになってしまい、誰もかれもが嫌いみたいになっても、カウンセラーさんは大好きなままです。
 「来週も待っているわよ」といわれるとホッとします。本当に自棄になっていると「お金を払っているから仕事だから、私みたいなめんどくさい女の話をきいてくれるんだ」と紙にドバーッと書いて、院長先生に訴えることもあります。そうすると、大体先生は「お金を払ってでもきいてくれるだけいいじゃないか」とニコニコ笑いながら言います。そういう時に、カウンセラーさんが「また来週ね」と言いながら片手をあげてくれると「ほら、心配してくれているだろ」となります。

 そんなメンタルクリニックですが、とにかく体調が悪いとその日に予約がとれたり、先生が電話に出てくれたりします。初回は三十分から一時間くらい話を聞いてくれます。二回目からも十分から三十分はきいてくれます。私みたいな結構ひどいうつ病の場合は、メンタルがとにかく不安定なので最後の方の予約にしてもらって話を聞いてもらいます。
 きちんと私の顔を見てくれて、そのあと、眼鏡をくいっとあげてます。それからカルテを読んで「何日にどのような出来事があったかなぁ?」と調べてくれます。大体は、前回に何があったのか、今日の顔つきはどうか、などの声かけをしてもらえます。

 たまにどうしてここまでいい院長先生なのに、本気で嫌いになるときがあるんだろう、と自分でもわけがわからなくなります。そういう時は院長先生と上手い具合に会話をすることができずに、私の頭に何も入ってきてないので仕方ないのかもしれません。

 院長先生とカウンセラーさん、付き添ってくれる親がいるので、なんとか通院できてます。いつもありがたい。

区役所にいる精神保健福祉士さん

 私は区役所にいる精神保健福祉士さんに定期的に面談をしてもらっています。そもそも精神保健福祉士さんとの出会いも、親のおかげで、ナシロという人がいますよ、と区役所の人に知ってもらうことが目的でした。それから精神保健福祉士さんのお世話になることになりました。
 就労に関しては、こういう冊子がありますよ、と教えてくれたり、お金がなくてバイトをしようとしている私に「まずは作業所から取り組みませんか?」と提案してくれたりします。作業所や他の施設にも付き添ってくれて、架け橋みたいになってくれます。面談の時は、最近の体調はどうですか?と聞いてくれて、私の話を「うんうん」ときいてくれます。否定はされないので、とにかく話していてホッとします。
 何よりも私のレベルに合わせて就労の提案をしてくれたり、通う施設の紹介もしてくれるので、とても助かります。忙しい中、私のために時間を使ってくれてありがたいです。
 「何かあったら電話してくださいね」と言ってくれるので、とても不安でいっぱいな時は区役所に電話して、話をきいてもらいます。そういう時も基本的には全肯定なのと、次の面談の時に詳しく話しましょうね、と言ってくれるので、とてもありがたいです。
 「つらい!」「もう無理」「親がひどい!」と話しても、大体は「うんうん」と聞いてくれて、あまりにも私が親に関して言うと「グループホームの見学に行きますか?」とか「避難場所もありますよ」と言ってくれます。
 とはいえ、親との関係性については、いまだに自分でもよくわかってなくて「とてもとても感謝している」「親がいてくれて本当にうれしい」「ありがとう!」というときと「本当に親は嫌い」「いつも私のことを責める」「なんでここまで私を縛るんだ」というときみたいな感情が行ったり来たりしています。
 親のことは好きだし、それでも時々猛烈に嫌い、みたいな。一緒に暮らしている以上、仕方ないことなのかもしれないんですかね?それでも、自分の感情が一定に保てないので、自分がとても嫌いになります。

まとめ

 私は恵まれた状態にいます。病院や行政の支援を受けて、なんとか日々を送っています。それでも、感情の起伏が激しいため、とにかく安定しません。親のことだって感謝してしかるべきと思いつつも、猛烈に苦しくなったりします。
 いつか、親に対して安定した感情を抱けるようになりたいな、と思いつつ、院長先生にも感謝したいし、区役所の人にも感謝したいです。それからもちろん、作業所の職員さんや、時々通う施設の人たちにも感謝したいです。
 なんとか自分の病気と向き合って、うまい具合に折り合いがつけるように祈ってます。頑張れといわれるのは嫌いなので、なんとかなると信じてます。
 それでは!!

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