【舞台ハリー・ポッターと呪いの子】2階B席観劇レポ(ネタバレなし)
舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」!ついに観てきました!
舞台脚本は既読だったのですが、本の冒頭で脚本家のジャック・ソーンが「みんなに舞台を見てほしい。読むより観る方がいい」と言っていたので、これは絶対に観なくては…!と思っていました。
脚本で内容を知っているとはいえ、演劇として観るのはまた雰囲気が全く違い、こんな風に演出されるんだ!という驚きと楽しさがありました。脚本だとやりとりが急に思えるシーンも、演劇ではセリフがないキャラの演技も入ってくるので自然に感じられるんですね。
本当にすごくすごくよかったので、ハリーポッターが好きな人全員におすすめしたいです!
ストーリーに関する感想はこちらの記事で⇩
どの客席で観ても楽しめる工夫
まず客席に入って感動したのが後方席でも見やすいという点です。今回は2階のB席(¥11,000~¥12,000)で観たのですが、2階席は全ての客席に傾斜がついているので後ろの席でも舞台全体が綺麗に見えます。ただ、傾斜が付いている分、B席C席はかなり高さがあるので、高所恐怖症の人はちょっと怖いかもしれません。
2階席ではステージ全体を引きで観ることができるので、演出を隅から隅まで楽しめたのがよかったです。(一部、客席を使った演出だけは見切れますが)
B席だとオペラグラスなしでは役者さんの顔は見えませんが、個人的にはその方がストーリーに入りこめてよかったかなと思いました。
どうしてもイギリス人を日本人が演じるという点で世界観に入り込みきれないところはあるので、重度のハリポタオタクは顔がはっきり見えない距離の方が楽しめるかもしれません。
また、どの役者さんも話し方や声は映画の吹き替え声優さんに寄せている印象でした。それもあって、遠くから見ると本物だ!という気分になると思います。
上演時間は3時間40分
舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」の上演時間は3時間40分です。間で20分の休憩がありますが、それ以外はぶっ通し。昼公演も夜公演もちょうどごはん時なので、軽く食べてから観劇するのがおすすめです。
また、上演が始まると客席への入場が制限されます。遅刻してきたり途中でトイレに立ったりすると、決まったタイミングでしか中に入れないので注意が必要です。
シアター内では軽食も購入できますが、客席に持ってはいることはできません。蓋つきの飲み物だけは客席に持ち込むことができます。
休憩時間は20分
劇場内はトイレの数が多く、スタッフさんの誘導も上手なので、かなり急げば休憩の間にトイレに行ってフードを購入して食べるところまでできるかなという感じでした。
ジャーマンドックはピクルスたっぷり&熱々で美味しかったです。時間ギリギリだったので写真を撮る余裕はありませんでした。すみません…。
キャストの違いが楽しめる
舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」は、同じ役を複数のキャストが日替わりで演じる舞台で、ロングラン上映に伴いキャストの数も増え続けています。
日によって演じている俳優やキャストの組み合わせが違うので、同じ内容でも違いが楽しめるのが魅力です。私は初めて観に行った時は知らないキャストさんばかりの回だったのですが、先入観なくストーリーを楽しめてよかったなと思っています。どうしても有名な役者さんだと中の人を観てしまうので、ハリーポッターの世界観を楽しむなら知らない役者さんの回を観るのもありだと思います。
舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」のキャストは若手俳優さんたちの勢いがすごく、特にスコーピウス・マルフォイ役の門田宗大さんがすばらしかったです。ハリー・ロン・ハーマイオニー目当てで観に行くのはもちろんいいんですが、アルバスとスコーピウスの次世代の友情にもぜひ注目してほしいです。親友…尊い…。
演出がすごい!本当にすごい!
そして何がすごいって、これ舞台でやっちゃうの⁉とびっくりするような演出の数々です。まさに魔法でした。2階からでは本当にどうなっているのか全く分からなかったです。
トリックを解き明かすために近くでもう1回観るか、魔法は魔法として信じておくために次も遠くから観るか迷うところですね…。
本当にすごかったです。
当日券は買える?
舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」は、チケットに余裕がある日には当日券が出ます。各公演の1時間前から販売開始で、人気公演の場合は数時間前から並んでいる人もいると聞いていました。
私が観た回はチケットが完売していたわけではなかったので、開演1時間前の時点では特に列はできていませんでした。当日券を購入している人もいたので、チケット完売回でない限りは当日にフラッと観にいくのも可能なのかなと思います。
会場にたどり着くまでも楽しい
赤坂ACTシアターの最寄駅・赤坂駅では、街がまるごとハリーポッターの世界観になっています。
ハリーポッター仕様の展示やモニュメントがあったり、コラボカフェがあったりするので劇場に到着するまでの道のりも楽しいです。
ドビーと一緒に写真を撮ることもできちゃいます!
最後に
舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」は、単体で観ても十分に楽しめる作品だと思います。もちろんシリーズを全部読んでから行くとより楽しめるのは確かですが、ニワカ知識でも問題ない作りになっていました。親になったハリーたちの苦悩と、子供世代の友情、アッと驚くような魔法の数々をぜひ楽しんでください。
そして観劇後はぜひ小説の方も読んでみてください!
ハリー・ポッターシリーズの小説はサイズ違い、デザイン違いで複数出版されています⇩
ロンドン版「ハリー・ポッターと呪いの子」の脚本もおすすめです⇩
東京版の脚本は⇩
映画ファンには20周年同窓会企画の動画もおすすめです⇩
ハリーポッターの記事いろいろ書いてます⇩
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