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バンドで演奏するときは、周りの音を「聴く」のではなく「感じる」こと

よく「バンドで合わせるときはメンバーの音を聴きましょう」と言われます。

でもこれ、本当に「聴いて」から反応していると、確実に自分の演奏が遅れます。

なので僕は「メンバーの音を感じましょう」が正しい言い方だと思っています。


バンド全員で曲を演奏している以上、メンバーも自分も楽曲中の同じ位置を演奏しています。
ドラムが1拍目のときにギターは3拍目、なんてことはありません。

メンバー全員で一緒に進行していかなければ曲が成立しませんから、他パートの音を聴きすぎてしまうと自分の演奏に集中できなくなったり、不要に引っ張られてしまったりして、アンサンブルが崩れます。


かといって他のパートの音を全く聞かなければ、独りよがりの演奏になります。

また、人と合わせていると「相手の音から引き出される自分の音」があり、それこそがアンサンブルで大事なものなのですが、それも生まれなくなります。


聴きすぎてもいけないし、聴かなさすぎてもいけない。

だから、メンバーの音を「感じとる」必要があると思うのです。


ギターにはギターの、ベースにはベースの、その人が持っている音があります。

ここで言う「音」は、音色という意味だけでなく、間だったり表情だったりニュアンスだったりと、鳴らしている音トータルのことを指していて、
その「音」は、目や肌で感じられるものです。

メンバーの音を感じ取れるようになると、自分から出てくるものが瞬発的になります。
(おそらくですが、聴くと感じるでは思考プロセスが違うため、処理速度が違うんじゃないかと思ってます)

聴いてから身体を動かすよりも感じた音に対して反応するほうが、バンド全体のアンサンブルがまとまっていくのです。


まさにブルース・リーの名言、「考えるな、感じろ」です。

音楽でもガッチリ当てはまる言葉なのです。


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