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【2024年5月MTGアリーナ】なーせ的現スタンダードのワイルドカード色別おすすめ紹介

なーせです。

MTGアリーナを始めて3年程度経過していてストリクスヘイヴン:魔法学院から始めています。白単魔技とか懐かしい。

やっていて「このカード使えるな」とか「これ微妙かも?」と疑心暗鬼になりながらデッキ構築を楽しんでいます。

今日はMTGアリーナ歴3年のなーせがおすすめする、ワイルドカード使用先をご紹介します。

完全に独断と偏見及びなーせのデッキ嗜好がかなり出てますので、あらかじめご理解を。

「MTGアリーナはじめたけど、どのカードを優先手に入れたらいいの?」という参考になれば嬉しいです。


なお、今回は現スタンダード最新のエキスパンションサイクルであるエルドレインの森サンダー・ザンクションの無法者までのより長く使えるカード群から厳選して紹介していきます。


7月にはブルームバロウが実装される予定のため、イニストラード:真夜中の狩り〜ニューカペナの街角のカードがスタンダードから使えなくなります。

イニストラード:真夜中の狩りニューカペナの街角のカードは無理してワイルドカードを使用しない方が無難です(2ヶ月ぐらいで使えなくなるので)。

なお、団結のドミナリア機械兵団の進軍:決戦の後にまでが一つのサイクルとしてまだ使えますが、こちらは2024年中盤以降使えなくなる予定です。機会があればこちらのワイルドカード候補も次回綴っていきます。


ワイルドカードとは?

MTGアリーナではデッキ構築にあたり、カードを用意する必要があります。通常カードの入手方法はリミテッドドラフトに参加したり、パックをゴールドやジェムで購入したりするのが一般的です。

ただしこれらは完全ランダムなので「これが欲しい!」というピンポイントでのカード入手が難しいです。

そこで登場するのがワイルドカード

パックを開封することでワイルドカードと呼ばれるものが入手でき(入手条件あり)、これを使うと対応したレアリティのカードで好きなものと交換できます。

コモン、アンコモン、レア、神話レアと4種類のワイルドカードが存在していて、各レアリティのカードと合致していれば好きなカードと交換できます。

ただし、神話レアのワイルドカードをレアのカードに交換するなど、レアリティの異なるカードとの交換はできません。あくまで同レアリティカードとの交換となります。

(例)神話レアワイルドカードでのチビボネの加入は交換できない。
(チビボネの加入はレア)
神話レアであるすりのチビボネは交換できる。

レアカードのチビボネの加入
神話レアのすりのチビボネ

ある程度プレイを重ね、パックを剥き続けると自然とワイルドカードが貯まります。

ただしワイルドカードも無制限に手に入るわけではないため、どのカードと交換するかが快適にプレイするためにも重要となります。

そんなわけでなーせが7つに分けておすすめレア及び神話レアワイルドカード交換候補をご紹介します。

参考になれば嬉しいです。それでは参ります。

※☆の数はなーせ的なおすすめ度です。最高☆5つ。


白編

失せろ ☆☆☆ (イクサラン:失われし洞窟)

白の除去の中ではかなり広範囲の対象を取れるカード。白メインのデッキなら2、3枚あっても困りません。地図・トークン作成のデメリットはあるものの、エンチャントにも触れるのでメインにもサイドボードにも入れられるカードです。

忠義の徳目 ☆☆☆☆ (エルドレインの森)

出来事で2/2の警戒持ち騎士トークン生成。ターン終了時に全体強化&クリーチャー全アンタップの効果を持つエンチャント。白系デッキなら4枚あってもいいかも。

青編

三歩先 ☆☆☆ (サンダー・ジャンクションの無法者)

サンダー・ザンクションの無法者で登場した放題カード。コントロール軸のデッキであれば4枚入れても腐らないです。打ち消し、ドロー、コピー生成と3つのモードいずれも強力。

ティシャーナの潮縛り ☆☆ (イクサラン:失われし洞窟)

デッキタイプを選びますが、青系のサイドボードには採用しても問題がない打ち消しクリーチャー。強力な起動型能力や誘発型能力を抑制できる青らしい一枚です。デッキによっては2、3枚の採用になります。


黒編

分派の説教者 ☆☆☆☆ (イクサラン:失われし洞窟)

接死持ちで2/4というタフネスの高さが魅力。切り崩しに当たらないスタッツと自身のライフ次第で攻撃時の誘発能力でトークン生成やドロー効果を誘発できます。場に立つだけでもプレッシャーも高いので黒クリーチャーの中でも優秀です。4枚あってもいいカード。

最深の裏切り、アクロゾズ ☆☆ (イクサラン:失われし洞窟)

場にいるだけでもプレッシャーとなる一枚。飛行絆魂持ち伝説のクリーチャー。死亡後は土地として残るため、対処しにくさも◯。黒メインのデッキであれば2枚程度入ってもいいかもしれません。5コストと大きいこともあるので4枚はいらないと思います。フィニッシャー枠となりうるカード。

赤編

精鋭射手団の目立ちたがり ☆☆☆☆ (サンダー・ザンクションの無法者)

赤単アグロや果敢強化系のデッキの切り札になりうるカード。サンダー・ザンクションの無法者のカード中、赤単使いなら4枚作っても後悔はないこと間違いなし。

嘶くカルノサウルス ☆☆☆ (イクサラン:失われし洞窟)

赤系のフィニッシャー枠としておすすめのカード。発見のキーワード持ちのため、デッキ構成によっては一撃必殺になるカード。ミッドレンジ系であれば3、4枚あってもいいかもしれません。


緑編

名もなき都市の歩哨 ☆☆☆☆ (イクサラン:失われし洞窟)

戦場に出たとき、または攻撃時に地図・トークンが出せる。3マナ3/4という能力もなかなかで、場残りしやすい印象です。警戒持ちなのもうれしいところ。緑系デッキであれば4枚あっても問題ないでしょう。

金脈のハイドラ ☆☆☆ (サンダー・ザンクションの無法者)

前述した名もなき都市の歩哨に負けない能力を持ったクリーチャー。死亡時誘発の宝物・トークン生成の一発逆転を残す誘発能力もうれしい。こちらも緑系デッキなら4枚投入もありだと思います。速攻、警戒、トランプルと能力も優秀で神話レアに恥じないカード。


無色・多色編

死のディーラー、マルチェッサ ☆☆☆ (サンダーザンクションの無法者)
(注:MTGアリーナでは死を与える者、マルチェッサ)

悪事を働くたび、山札の上2枚中1まいを手札に加えられる能力持ち。色拘束は強いものの、3/4という優秀なスタッツのクリーチャーのため、コンバット的にも使いやすいと思います。悪事デッキであれば3、4枚の採用見込みでしょうか。3色と色拘束があるのが難点。

うろつく玉座 ☆☆ (イクサラン:失われし洞窟)

誘発型能力コピー効果を持つアーティファクト・クリーチャー。部族デッキのお供といえるカードで、護法(2)持ちも何気にありがたい。4マナとちょっと重いですが、誘発型能力を使用したコンボデッキであれば入れる価値あり。

苔森の戦慄騎士 ☆☆☆ (エルドレインの森)

出来事持ちのクリーチャー。タフネス2とやや心許ないものの、出来事を使うことで再度戦場復帰が可能。出来事もカードを引く能力のためカードとしても腐りにくく、緑黒を使うデッキであれば考えなしに複数枚入れても役に立つカードです。


土地編

魂の洞窟 ☆☆☆☆ (イクサラン:失われし洞窟)

2012年発売のカードセット、アヴァシンの帰還からの再録

指定したクリーチャータイプは打ち消されないため、青系コントロール対策の土地カードになり、人間や恐竜などの特定の部族系デッキであれば色拘束もなくなるのであると何かと役に立ちます。部族デッキなら4枚投入アリ。

再録とは?:MTGは30年以上の歴史があり、昔登場したカードが同じ名前、同じ効果で再登場することがあり、これを再録といいます。
補足の補足になりますが、販売元のWotC(ウィザーズオブコースト社)は一部カードについてカードの価値を保護するため、再録しないカードを一部指定しています。これを再録禁止カードといいます。代表的な再録禁止カードはBlack LotusAncestral Recallなどのパワー9と呼ばれる過去の強力カードが有名です。

ファストランド土地 ☆☆☆☆☆ (サンダー・ザンクションの無法者)

サンダー・ザンクションの無法者で登場した2色土地。2016年に発売されたエキスパンション・セット、カラデシュからの再録カードです。

アグロの2色デッキなら確実にあっていいカード群。アグロでなくても序盤土地タップインで隙をなくす動きも期待できるので、デッキタイプによっては4枚あっても問題なし。

【補足】
ファストランドとは?:2つ以下の土地をコントロールしている場合はアンタップ状態で戦場に出すタイプの2色土地の総称。後半はタップ状態で出すことになってしまうものの、前半アンタップで出せるため、アグロデッキなどで序盤安定して動けるのが利点。対義語はスローランド

最後に

本日はおすすめワイルドカード使用用途をご紹介しました。

あくまでなーせの独断と偏見です。入っていないカードでもこれはあってもいいかも?というカードもチラホラあります。

使用デッキタイプによって必要なカードが変わりますので参考ととらえていただければと思います。

例えば青白のコントロール系を考えている人がおすすめした精鋭射手団の目立ちたがり(赤のカード)をワイルドカードで手に入れるのは「ちょっと待てい!」ですw

自分の好みや今持っているカード資産を鑑みて選ぶのが吉でしょう。

また、レアや神話レアではないカードでも汎用性が高いカードがいくつか存在しますので、ご自身の好みに合わせてデッキ強化、ワイルドカードの使用をご検討してみてもいいかと思います。

新セットブルームバロウ発売まであと2か月、なーせはローテーション末期の現環境でどのような状況になっていくのか、ゆるく見ていくこととします。

みなさんのおすすめワイルドカード交換先もぜひ教えてください。

それではまた。


【あとがき】

今見たらカルロフ邸殺人事件のカードがないw

カルロフ邸殺人事件のカードはレア、神話レアも弱いわけじゃないけど、コモン、アンコモンが結構強い印象です。

推理ひよっこ捜査員稲妻のらせん泥棒隼の事件とか。(稲妻のらせんは再録カード)

レア、神話レアが全てではないので各々で考えてデッキ構築するのがMTGの醍醐味だと思います。


【注意】
本記事はファンコンテンツ・ポリシーに沿った非公式のファンコンテンツです。ウィザーズ社の認可/許諾は得ていません。題材の一部に、ウィザーズ・オブ・ザ・コースト社の財産を含んでいます。©Wizards of the Coast LLC."

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