80.漫画感想文 -ブルーピリオドを読んで-
こんにちは、narumiです。
今回は最近ハマった漫画についてシェアしていきます。
◆ブルーピリオドについて
友達からおすすめしてもらい、読んでみたところどっぷりハマってしまった作品です。
『ブルーピリオド』の原作は、山口つばさが講談社「月刊アフタヌーン」にて連載中のアート系スポ根ストーリーだ。
成績優秀かつスクールカースト上位ながらどこか空虚な焦燥感を感じる高校生・矢口八虎(やぐちやとら)が、一枚の絵に心を奪われたことをきっかけに、美しくも厳しい美術の世界へ身を投じる姿を描く。
引用:アニメ!アニメ!
美術の世界とは無縁で、夢中になるものはない、空気を読むのが得意でいつも人に合わせて過ごすそんな主人公が1枚の絵をきっかけに美術の世界に熱中していきます。
美術が好きな人はもちろん、いろんな壁にぶつかりながらもトライ&エラーを繰り返して乗り越え、成長していく姿はスポーツ漫画を読んでいるように感じる部分もあり、熱い話が好きな人、主人公達が成長していく姿を見ることが好きな人にもおすすめです。
楽しみながら絵画の技法についてもいつの間にか知識が身についちゃってます。
私自身、幼少期から漫画やアニメが好きで、よく漫画の絵を模写したり、
高校の時には美術部に入っていたり、漫画家やイラストレーターを一瞬目指していたこともあったので刺さる内容が多かったです。
今回は作品で自分が好きなシーンについてシェアしていきます。
◆名場面①
美術部の先輩である森に主人公である八虎から『才能あるんすね』と言われたシーンです。
才能なんかないよ
絵のことを考えている時間が
他の人より
多いだけ
それにね あのね
褒めてくれるのはうれしいけど
やっぱり絵もやり方とか勉強することがあってね
手放しに才能って言われると
なにもやってないって言われてるみたいでちょっと…
引用:ブルーピリオド 1巻
引用:ブルーピリオド 1巻
絵画の世界だけでなく、どんな分野でも抜きん出ている人がいると思いますが、そんな人と一緒にいるとついつい才能があるからなんじゃないかと感じてしまうことがあります。
大学生の時に化学の研究をしていた際にも自分より圧倒的に知識があり、アイデアが思いつく方がいて、頭がいいから自分よりも能力が高いからなのでは?と思ったことがありました。
『何でそんなにアイデアが出てくるんですか?』と聞いた際に、『常に考えているから』と答えていました。
才能、能力の差も確かにあるかもしれない。ただ、それ以上に圧倒的な努力があるからなんだと感じました。
◆名場面②
八虎が母から美大を目指すことに反対されていた所から絵を通じて和解するシーンです。
引用:ブルーピリオド 2巻
絵にすることで今まで気にしていなかった部分に気付く。
日常的なもの当たり前のものでないと感じる。
ついつい身近にいる人からの気遣いを当たり前のものだと感じたり、
周りの人達がどんな想いでどんなことをしてくれているのかスルーしてしまっていることってあるなと思いました。
◆まとめ
絵画を通して、いろんなことが学べる、当たり前だった日常を振り返ることができる漫画です。
半分程度読んだ時点での感想なので、さらに読み進めて感じたことを記事にしていきます。
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