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退院から一年経って想うこと。

この日を迎えたら、振り返りたいと思っていた。

今、振り返ると、退院したときは、「解放される喜び」よりも、「不完全な状態で世に放たれる心細さ」の方が強かったように思う。

「働きたい」という想いではなくて、「二ヶ月半不在の状態にしてしまった申し訳なさ」が、仕事に出る原動力だったと思う。

復帰して少し経ち、「申し訳なさ」が薄れていくと、「働く理由って何?」という自問自答がはじまった。

それでも、リハビリに努め、体の状態が良くなっていくにしたがって、心の波風は立たなくなっていった。ただ、その落ち着きは、「あきらめ」からくる静けさではなくて、一度、ゼロから考え直したことによる「覚悟」と「自信」による落ち着きだった。

ダラズさんのイラストたちは、本当に私が表したい感情を全て網羅している。ほら、このトップ画も。



一周、まわって、今は、笑顔だ。

いつも読んでいただきありがとうございます。