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飲食店時短要請の話。

今緊急事態宣言で
飲食店に時短要請がでています。

期間:令和3年1月14日から令和3年2月7日まで
①20時までに閉店。
②19時で酒類の提供終了。
③感染防止対策してステッカー導入。
1日6万円の協力金支給

6万円・・・大きいですね。

一般的に営業利益が売上げの10%あれば
そのお店は優良店と呼ばれたりします。

1日6万の営業利益と考えると、
売上げは60万円です。

月の売上げは60×24=1440万・・・

ぼくレベルからすると年間の売上げですか
というくらいの数字規模です。

もちろん家賃やもろもろ含めると
6万が全ての利益にはなりませんが
小規模店舗からすると
十分すぎるくらいのお金です。

なので休業しているお店も
ぼくのお店の周りでも多くなりました。
感染拡大を止めるためとか
書いてるとこもあります。

でも支えてくれている業者さんは
休業してないんですよね。
むしろ営業に必死です。
どうやって売上を作り出そう。
必死にもがいていると思います。

◯取引していた宮崎の養鶏農家さん

昨年7月頃、突然連絡が取れなくなりました。
鶏肉と一緒に入っていたのは1通の手紙でした。
色んな場所に連絡しましたがわからないとのこと。

2ヶ月後、弁護士事務所から連絡があり、
倒産したとのことでした。

オープン当初から支えてくださり、
ぼくのお店のおすすめメニューのかしわ天を
看板メニューに育てあげてくださいました。

4月のコロナ渦での休業中でも鶏肉を活かそうと
ぼくは宮崎どりのレアチャーシューを開発し、
テイクアウト専用で売り出しました。

このときのぼくの思いは、
「自分のお店もお世話になっている取引先も
みんなで乗り越える!」
でした。

なのでメインどころの仕入れを絶やさない
メニューを開発しました。

でも養鶏農家さんは耐えきれませんでした。

福岡の飲食店の倒産や
学校給食等の休業も大きく影響したようです。

その後、元事務員さんから手紙が届き、
本当に苦労され考え抜かれた結果だったと
いうことがわかり、連絡がきて安心した反面、
力になれなかったことが悔しくなりました。

◯取引している酒屋さん

ちょうど今日、営業の方が突然きました。

コロナの営業で売上げは7割減。
休業している飲食店も多く、
さらにホテルのイベントや宿泊も
制限されてしまっているようです。

飲食店ももちろん厳しいと思いますが
それ以上に厳しい取引先も
たくさん存在しているのが現状
です。


◯結局なにがいいたいねん

「営業しようよ」

です。

協力金がでなかったら?
それでも休業しますか?

これに答えれないくらいなら営業しようよです。

しっかり感染症対策して
お世話になっている業者さんに
発注してあげましょう。

少なくてもその発注が勇気になります

お互い持ちつ持たれつの世界です。

◯まとめ

ぼくのお店はお客さん来ています。
昨年から2割くらいは減りました。

でも夜時短ですが、
それまでに来てくれます。

まわりに休業してるお店もあるので
新規のお客さんも来てくれたりします。

感謝の気持ちがあるか
むちゃくちゃ大事です。

支えてくれるスタッフにも
来てくれるお客さんにも
そして何より材料を提供してくれる
業者さんにも感謝して

明日も最高のうどんを提供します!

ご静読、ありがとうございました!


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