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「愛されたい」

はじめましてナルさんです。
初投稿なのにタイトルが「愛されたい」になってしまって自分でも少し戸惑っております。
でも、降りてきてしまったから書くしかないです。
私はもう少しで66歳なんですが、年金満額支給を期に生活のために働くの辞めて、魂レベルで喜べる仕事をしようと様々考えたのです。
というのも、45歳で4人の子供を連れて離婚してから専ら生活のために働いていたから。
この先は働くにしても家に居ながら好きな事を!と探しているうちに出合ったのがライフコーチ。
日本ではまだまだ認知されてないけれど、アメリカなどでは結構ポピュラーらしい。
そこにスピリチュアルがくっ付いているので、周りでは胡散臭いと言われがち。
まあ承知の上ですが。
そして、今は一年ぶりに介護職に復帰しパートで働いてます。
一年前64歳で無資格未経験で飛び込んだ世界。
たった半年だけれど、デイサービス、ショートステイ、特養と経験させてもらった。仕事が出来た訳では無く、派遣だから手が足りないところに遣わされた。
私は今までに15の職種と20回の転職を経験しているけれど、こんなに心からの感謝を頂く仕事はなかったし、こんなに人が愛しいと思った仕事はなかった。
だから、二足のわらじなのだけれど、幸せを感じている。
「愛されたい」は少し前に施設での七夕飾りの短冊に書かれていた。
それを書いた男性はいつも静かに過ごし、穏やかさを感じる人だったし、他の短冊には普通に「いつまでも元気に過ごしたい」とか、「足の痛みが取れますように」とかだったから「愛されたい」にはドキっとしてしまった。
誰に愛されたいのだろう、今は誰にも愛されていないのだろうかと考えたら切なくなってしまった。
恋愛の愛、親子の愛、動物たちへの愛、見知らぬ人への愛。
色んな愛があるけれど、一つでも愛されていると思えるならばこの短冊は書かなかったような気がする。
だから、わたしは愛してますよ!と念を贈った。

わたしが務めているのはデイサービスなので、通所始めは軽度の認知症の方が多い。でも、早く進んでしまう人も居る。
笑顔で話していても一瞬で心配事にすり替わってしまったり、怒りに支配されてしまでたり。
わたしが仕事をするうえで一番心掛けているのは、1秒で忘れられてもいいから、笑顔になってもらう事。心配事や怒りを忘れてもらう事。
だから、自分も笑顔を絶やさない。
ずっと笑顔でいられるのは、利用者さんを愛しているからに他ならない。
愛を貰っているから自然に愛でお返ししているのに過ぎない。
そういう気持で仕事をしている。綺麗事でもなんでも無く、凄くナチュラルな事。
まあ、スピリチュアルに心寄せているからそうなるのかも知れないけれど。

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