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【紹介】職業体験ができる本~本屋さん

「それが、タイトルも書いた人もわからないの」

本の魅力の一つ。
職業体験。
それができる本を紹介。

本屋さん。
普段どんな仕事をしているのだろうか。

この本を読むと本屋さんの仕事内容がわかる。
駅ビルの六階にある本屋、成風堂。

【接客】

主人公の杏子は、中年の女性に呼び止められる。
ほしい本が見つからないようだ。
「それが、タイトルも書いた人もわからないの」
小説だから主人公が解決したものの、実際こんな人がきたら……。

【開封・陳列】

発売になった文庫を並べる。
1日30種類くらいの文庫が発売。
タイトル、作者名、入り数を考慮しながら、
売れ筋は取りやすい場所に目立つように積み上げる。
さらに、
本と共に届く、様々なチラシ。
出版社が力を入れる新シリーズの説明書や風変わりな全集のカタログなど。
こんなに開封や陳列が大変だったとは。

【配達】

二十軒ほどの配達先へ
週刊誌、月刊誌、相手によって組み合わせがすべて異なる。
毎朝その日の入荷リストと配達分を突き合わさせ、一見事に調えていく。
美容室、喫茶店、若くてハンサムな理容師が多い床屋など。
毎日、雨の日も風の日も配達しているなんて。

【まとめ】

こんなにも本屋さんが大変だとは。
本屋さんで起こりそうな出来事がえがかれている作品。
「Kindle Unlimited 読み放題」で読める。