「検証し軌道修正する」不直則道不見

直さざれは則ち道見れず
―不直則道不見―

[原文](孟子)
不直則道不見。

[書き下し文]
直さざれは則ち道見れず。

[原文の語訳]
過ちを直さなければ進むべき道は見えてこない。

[解釈]
間違いに気づこと、気づいたら修正することしないと、正しい方向がわからなくなるということです。

間違いを素直に認めて、事が拡大する前に早急に対応策を施すことが大事です。

組織でも誤った方向に進みそうなときには、職位の上下関係なく誰でも指摘できるような環境にしておく必要があります。

会議でも議題から脱線した際には、ちゃんと軌道修正をしなくては逸れたままになってしまい時間の無駄となり、下手をすると結論が出なくなってしまいます。

指摘されたことに対して意地を張って改めようとしない幼稚なトップには困りものです。

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