「何事も要因は自分」君子求諸己
君子は諸を己に求む
―君子求諸己―
[原文](論語 衛霊公第十五)
子曰、君子求諸己、小人求諸人。
[書き下し文]
子曰く、君子は諸(こ)れを己に求め、小人(しょうじん)は諸れを人に求む。
[原文の語訳]
孔子が言う、君子は事の要因を自分に求め、小人は要因を他人に求める。
[解釈]
君子は何事も受け入れて責任を持つとともに反省するということです。
できる人は、良いことも悪いことも一旦受け入れ、その要因を考えるとともに時に反省もします。
客観的に受け止めることができると、功名心も生まれず謙虚に反省することもできるのです。
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