「保身にも節度を」不以三公易其介
三公を以て其の介を易えず
―不以三公易其介―
[原文](孟子)
不以三公易其介。
[書き下し文]
三公を以て其の介を易(か)えず。
[原文の語訳]
三公の地位に関係なく見識をかえることはなかった。
[解釈]
立場に影響が出ることがあっても、自分の考えや節操を変えることはしないということです。
餌につられて簡単に手のひらを返したり、保身のために寝返ったりはしては信用を失いかねません。
肩書欲しさに発言がコロッと変わる政治家がいますね。
流行にのるために改革や改善は必要ですが、根幹となる部分を安易に変えてしまってはいけません。
保身や維持の為に柔軟に対応することは大事ですが、節度をわきまえなければいけませんね。
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