「結果が出ない原因は自分に探る」行有不得者、皆反求諸己
行いて得ざる者は、皆諸れ己に反求す
―行有不得者、皆反求諸己―
[原文](孟子 離婁章句上)
行有不得者、皆反求諸己。
[書き下し文]
行いて得ざる者は、皆諸(こ)れ己に反求す。
[原文の語訳]
行いにより得られるものがない者は、皆その原因を自分に求め反省せよ。
[解釈]
行動によって臨んだ結果が得られない場合は、その原因を外ではなく自分にあると考えて分析、改善しなさいということです。
今日このまま繰り返しずるずるとただ頑張るよりも、切り上げてPDCAを回し明日新たに挑戦してみるのもよいのではないでしょうか。反省と分析を踏まえた上で考察をしながら眠ることで、睡眠中に新たな方法に閃くことがあります。
「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」という言葉もあります。結果が出ないのは外因ではないのです。
弓を射って的に当たらないのは風の影響かもしれませんが、その風を計算できてなかった自分に原因があるということです。授業で学んでない事項がテストで出題されても、テスト範囲に含まれているのであれば、学習していなかった自分がいけなかったのです。
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