「まことは有言実行に」信近於義、言可復也

信、義に近ければ、言復むべきなり
―信近於義、言可復也―

[原文](論語 学而第一)
信近於義、言可復也。

[書き下し文]
信、義に近ければ、言復むべきなり。

[原文の語訳]
そのまことが義にかなっていれば、その言葉とおりに実行すべきです。

[解釈]
間違ったことを言わずに義にかなった正しいことであれば、その言葉通りに実行するべきだということです。

その言葉が「本当」で「真実」なのかは自分できちんと判断しないといけません。結果として「嘘から出た実(まこと)」となるかもしれませんが、やはり初めは嘘でないほうがよいですよね。

義にかなったことは時に耳の痛い言葉かもしれませんが、聞き入れて実行することも大事です。

またその言葉を信じてくれる周りの人もいるのですから「有言実行」もきちんとしたいものです。

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