「明暗ともに引き寄せている」禍福無不自己求之者

禍福は己よりこれを求めざる者無し
―禍福無不自己求之者―

[原文](孟子 公孫丑 上)
禍福無不自己求之者。

[書き下し文]
禍福は己よりこれを求めざる者無し。

[原文の語訳]
災難も幸福も自分から招かない人はない。

[解釈]
人は幸福も災難も引き寄せているということです。明暗は表裏一体、片方だけを寄せることはできるはずがないのです。

運が向いてきたと調子に乗りすぎると、その先に落とし穴があったり下り坂があるものです。

災いにも避けられるものと避けられないものがあります。避けられるものは極力避けられるように意識したいものです。

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