「休んでリフレッシュする」絶学無憂

学を絶てば憂い無し
―絶学無憂―

[原文](老子 道徳経)
絶学無憂。

[書き下し文]
学を絶てば憂い無し。

[原文の語訳]
学ぶことをやめると憂いもなくなる。

[解釈]
根を詰めて学ぶくらいならば、いっそ止めてしまったほうが楽になるということです。

やり始めは面白くても、学んでいくうちに奥深さに気づいて、浅はかさに悩み始めることがあります。ならば無理してやることもないのではないか、ということです。

夜中にいつまでも悩むより、眠ることで翌朝あっさりと解決策が閃くことがあります。

悩み事や不安なこともなども書き出してみて、頭の中を空っぽにすることでスッキリすることもあります。

知識が多くあると、それが逆に選択肢を広げすぎてしまうこともあります。ことわざや故事も矛盾する事例が数多くあります。

勉強や仕事でも集中しすぎず適度に休憩して、すっかり忘れてリフレッシュするという余裕をもちたいですね。

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