「真面目に考えれば見当違いはない」心誠求之、雖不中不遠矣

心誠に之を求むれば、中らずと雖も遠からず
―心誠求之、雖不中不遠矣―

[原文](大学 伝九章)
心誠求之、雖不中不遠矣。

[書き下し文]
心誠に之を求むれば、中(あた)らずと雖(いえど)も遠からず。

[原文の語訳]
真心を持って答えを知ろうと求めれば、当たらずとも遠からずである。

[解釈]
真面目に考えて答えを求めれば、当たっていなくても遠く外れはしないということです。

安易に考えると見当違いな答えがでるかもしれませんね。

知識を持った上で交渉に挑めば、足元を見られてふっかけられたり、相手の策にかかることもありません。

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