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こうめい@なるぱら
2016年4月26日 05:23
禍を転じて福となす―転禍而為福―[原文](戦国策 燕策)知者之挙事也、転禍而為福、因敗而成功。[書き下し文]知者の事を挙ぐるや、禍(わざわい)を転じて福となす、敗に因りて功を成す。[原文の語訳]智者を事例とすれば、禍を転じて福にさせ、失敗を成功の要因とする。[解釈]災いを上手く利用することで、逆に自分に有利になるようすることです。ピンチをチャンスと捉えるという意味ですね。
2016年3月18日 05:16
士は己を知る者のために死す―士為知己者死―[原文](戦国策 / 史記 刺客列伝 豫襄)士為知己者死。[書き下し文]士は己を知る者のために死す。[原文の語訳]男子は自分の価値を認めてくれる人のためには命を投げ出してでも応える。[解釈]自分を認めてくれる人には「この人のためなら死んでもいい」ということ。ただし憧れなど相手が自分を知らないような一方的な片思いでは無駄死になってし
2016年3月6日 05:19
愚者は成事に闇く、智者は未萌に見る―愚者闇於成事、智者見於未萌―[原文](戦国策)愚者闇於成事、智者見於未萌。[書き下し文]愚者は成事に闇く、智者は未萌(みほう)に見る。[原文の語訳]愚者は目に見えて結果がわかるようになっても気づかず、知者は表面に出てこないうちに察する。[解釈]できる人は事前に察知することができるが、残念な人は誰もが気づいているのに本人だけ気づけないでい