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こうめい@なるぱら
2017年3月24日 05:19
遇と不遇とは時なり―遇不遇者時也―[原文](荀子)遇不遇者時也。[書き下し文]遇と不遇とは時なり。[原文の語訳]遇と不遇とは時による。[解釈]遇と不遇とは時機によるということです。好不調はいつまでも続きません。好調に安堵し傲慢になってしまったり、不調を悲観しすぎて何もしないようではいけません。転機に準備ができていないと対応できなくなります。バイオリズムにあるように
2017年3月16日 05:31
名を盗むは貨を盗むに如かず―盗名不如盗貨―[原文](荀子)盗名不如盗貨。[書き下し文]名を盗むは貨を盗むに如かず。[原文の語訳]名声だけを得ようとするのは、貨幣を得ようとするのと同じである。[解釈]実を伴わずに名誉だけを得ようとすることは、何もせずにお金を得ようとする、まるで盗むようなこと同じだということです。実績もないのに媚やコネだけで出世するのと給料泥棒が同じ、有
2016年12月22日 05:21
道は邇しといえども、行かざれば至らず―道雖邇、不行不至―[原文](荀子)道雖邇、不行不至。[書き下し文]道は邇(ちか)しと雖(いえど)も、行かざれば至らず。[原文の語訳]道は近いといっても、行かなければ到着しない。[解釈]近いといっても行かなければ到着しない。簡単だからといってもやらなければ結果は出ないということです。「いつでもやれる」といって放置しておいては、いつま
2016年12月20日 05:22
迷える者は路を問わず―迷者不問路―[原文](荀子 大略編 五十四)迷者不問路。[書き下し文]迷える者は路を問わず。[原文の語訳]迷う者は道を尋ねない。[解釈]道に迷うような人は、知る人に道を聞かずに進んでしまうということです。知っている人に尋ねることをしないで結局迷ってしまっては無駄が増幅されるだけです。無知の知を自己認識し、周りに対して素直に助けを求めることも必