シェア
こうめい@なるぱら
2017年3月13日 04:16
大姦は忠に似たり。大詐は信に似たり―大姦似忠。大詐似信―[原文](十八史略)大姦似忠。大詐似信。[書き下し文]大姦は忠に似たり。大詐は信に似たり。[原文の語訳]大悪人は忠臣に似ている。大嘘は信義に似ている。[解釈]悪人は調子良く合わせ、何事にも侍従するように見せかける。大嘘は一見するともっともらしくみえるということです。詐欺師は相手のこともさも心配しているように思い込
2017年2月24日 05:25
精を務めて多を務めず―兵務精不務多―[原文](十八史略)兵務精不務多。[書き下し文]精を務めて多を務めず。[原文の語訳]兵士は精強なることに務めて人数の多さに務めるべきでない。[解釈]兵士は精鋭を揃えることを念頭に置き、無駄に多く集めるべきではないということです。ラインナップも幅広く揃えると、それだけ作業手間や在庫管理が大変になります。絞り込むことが大事です。特に大手
2017年1月7日 05:22
三年飛ばず、飛ばば将に天を衝かんとす―三年不飛、飛將衝天―[原文](十八史略 春秋戦国 楚)三年不飛、飛將衝天。[書き下し文]三年飛ばず、飛ばば将に天を衝かんとす。[原文の語訳]三年も飛ばなければ、ひとたび飛べば天にも昇るだろう。[解釈]飛躍するために力を蓄えているということで、いずれ世に出て活躍する時が来るのをじっと待っていることです。下積みをしっかりおけば、表舞台
2016年12月24日 04:57
妖は徳に勝てず―妖不勝徳―[原文](十八史略)妖不勝徳。[書き下し文]妖は徳に勝てず。[原文の語訳]妖しさは徳には勝てない。[解釈]邪悪さは徳には勝てない。正しい徳を身につけていれば、怪しい現象に負かさせることはないということです。素直な人が詐欺に引っかかってしまうのは、残念ながら徳が足りてないということになるのかもしれません。徳があればそういう時に周りから自然と適切