「邪悪に負けないように」妖不勝徳

妖は徳に勝てず
―妖不勝徳―

[原文](十八史略)
妖不勝徳。

[書き下し文]
妖は徳に勝てず。

[原文の語訳]
妖しさは徳には勝てない。

[解釈]
邪悪さは徳には勝てない。正しい徳を身につけていれば、怪しい現象に負かさせることはないということです。

素直な人が詐欺に引っかかってしまうのは、残念ながら徳が足りてないということになるのかもしれません。徳があればそういう時に周りから自然と適切なアドバスが来るのです。例えば事前に「最近こういった事例の詐欺が多い」などという情報です。またそれをきちんと蓄えておくものです。

徳があると物事の善し悪しの分別もきちんとできるようになるのです。

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