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監視カメラの威力

監視カメラの進歩が凄まじい。

かつてイギリスでテロ実行犯をカメラが特定したニュースがあって、監視社会なのだと思ったが、実は日本は既にそれ以上の監視社会に入ってしまっているそうだ。カメラの台数なども想像を超えたもので、もはや日本人はどこでもいつでも監視されている。イギリスは400万台が稼働中と言われるが、日本は2010年時点で推定300万台、その後少なくとも年間38万台のペースで増えている。

最近検挙率が上がったと感じるが、やはり、監視カメラ大国日本になっていたのである。

カメラの性能は凄まじく上がって、霧や雨、黄砂、煤煙などをものともせず、これら映像障碍を取り除くズームレンズができた(リコーが開発)。また、性別、年齢などを自動的に推定するソフトも開発(NECソリューション)。「夜の闇に紛れて」などという行動はもはや不可能になりつつある。そのうち変装も通じなくなるだろう。顔が見えなければいいだろうと思うのは、あさはかで、歩き方の特徴から判定する「歩行認証」の研究が日新月歩。もうプライバシーはないと考えた方がいい。

カメラの性能の中で、超高速撮影という項目があるが、東大では1秒間に1兆コマ撮影できるカメラを作った。1兆コマまで映さずとも、食品・薬品などの製造ラインで、高速で流れる製品の検査をいとも簡単にやっている装置を見ると、人の流れを監視する程度のことは朝飯前だろうと納得する。

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